カテゴリ:家庭菜園
毎年、サツマイモの苗つるは自製していますが、苗つるの生長が遅く植え付けが6月中旬になってしまいます。植え付けは、5月中に実行する方がサツマイモの生長には適切であることは、これまでの経験で明らかになっています。品種は紅はるかと、安納芋ですが、特に紅はるかの種イモからの発芽が遅く、「発芽するのか、しないのかハッキリしてくれ」と言いたいくらいのいい加減さが現状です。種イモは、発芽を促すという48℃、20分の温泉に入れて丁寧に殿様扱い申し上げていますが・・・・・。対策として、種イモからの発芽に加えて、以下の2つを平行して実施しています。
1.少量の苗つるを早期に購入して挿し穂して生長させて、苗つるを作る。 2.ポット苗を購入して生長させて、苗つるを生産する。 サツマイモの発芽がコントロール困難ということであれば、サツマイモの苗を冬越しさせて、春になって生長させれば良いのではないかと思い付き、苗ツル作り用の苗を育苗することにしました。 そして、2019年9月26日に紅はるかと、安納芋のつるの小片を挿し穂しました。下の写真は、挿し穂して1ヵ月後の2019年10月28日の写真です。左側が安納芋、右側が紅はるか。 挿し穂1ヵ月後のサツマイモの穂【写真クリックで拡大します】 1カ月後、ほとんどの挿し穂から新芽が出て、元気そのものです。試しに、この日(2019年10月28日)新たに挿し穂を行ってみました。 挿し穂は小片は、下の写真のように元気なツルで小さな根がある部分を選んで調製します。 挿し穂として選ぶツルの部分 根を出させる節と、芽を出させる節を選択して、2節を切り取り挿し穂を調製しました。 2節の挿し穂 今回は、芽が出にくい紅はるかの16本を挿し穂しました。 たくさんの挿し穂 16ポットに挿し穂しました。 2019/10/28挿し穂直後の紅はるか 気温が低いためなのか、活着率が低下し元気な個体と弱い個体、そして枯れたものもあります。 2019/10/28挿し穂の2019/12/2現在 2019/9/26挿し穂のものは、下の写真の通り元気です。やはり、挿し穂は気温の高い10月に入る前に行う方が良いようです。 2019/9/26挿し穂の2019/12/2現在 さて、越冬できるか、それが課題です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 3, 2019 08:34:17 AM
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