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私は人形町や神保町など、とにかく昔懐かしさが残っていて
しかも迷路っぽい裏道がたくさんある街が大好きである。 今日はお昼休みに上司と一緒に人形町にまで足をのばし 老舗の洋食屋「芳味亭」でランチを食べた。 このお店、見た目は普通の小さい一軒家。 よく知っている人に連れて行ってもらうか地図を見るかでもしない限り 見逃してしまいそうな感じである。 しかしながら、味は格別だった。 私はカニクリームコロッケを食べたのだが、 今までに食べたことのない美味しさだった。 そして、一緒に添えてあるトマトケチャップがこれまた絶品。 家でも作れるメニューではあるが、決して自分では再現できない味だった。 感無量の気持ちでお店をでた。 それにしても、洋食好きの私の上司(56歳)の 言うことやることを毎日側で見ていると このオッサン、根っからのボンボン育ちなんだなぁと感じる。 家は地元では有名な庄屋で、お父さんは愛知県の県会議員、 お兄さんは名古屋市の市議会議員だったらしいのだが、 子どもの頃母親と毎週デパートに行って洋食を食べたなぁとか、 夏休みになるとナントカと言う島の旅館を一ヶ月借り切って過ごしたとか、 ビートルズの東京公演を家族で一緒に行ったなぁとか、 高校3年の時は家庭教師にわざわざ大学の先生(!)を 付けてもらっただとか…。 彼の一番の長所は、ボンボン育ちの後遺症か ギスギスしたところが全く無く、非常に大らかで、 それでいて物事の大局を掴むことが巧いところであろう。 私の母も同年代なのだが、なんか明らかに生活のスケールが違う人である。 とても同じ時代を共有してきたとは思えないなぁ…と コロッケを頬ばりながら思った。 今日はそんな感じ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 31, 2005 06:09:37 PM
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