男たちのジャンクパソコン VOL.36 富士通 LX60R
原因はやはり「ディスプレイドライバー」にあると思われた。だが、このマザーボードの型番でインターネットで検索してもわからない。検索に引っかかったのは「このマザーボードの型番で検索しても何も出てこない。わからない。」というもの。つまり先人の方がいて、「このマザーボードの詳細について調べようとしたが、わからなかった」という記事。ギガバイト製であることはわかった。これまで多くのギガバイト製マザーで自作パソコンを組んできた私だからすぐにわかった。だが、この型番はわからなかった。つまり、これはおそらく富士通がギガバイトに発注した専用のマザーボードである。形も普通の物ではないので、このPCケースに入れる専用の設計の物のようだ。さすが1050円パソコン。安いのには理由がある。ソフトの入れ直しによってファンの動きは正常に戻り、画面のブラックアウトはまったくなくなった。「バックライト切れ」ではなかったが、DVDがカクカクでは辛い。テレビ、DVDが観れない。諦めモードだがここはダメ元で「Windows Vista用のディスプレイドライバー」を入れてみよう。使える可能性はある。すると……、見事にできた。画面は全て正常になった。けっきょくインテルのディスプレイドライバーで普通にいけるようだ。途中、それでもこのパソコンに入っているグラフィックカードがどうも「アナログテレビ用のチューナーカード」だけであり、「それのドライバーが入ってない」などの警告メッセージもあった。ダイレクトXの不足もあった。それらをひとつひとつインストールしてクリアし、ついに普通に画面が映るようになった。あの表示さえされなかったゲームも表示された。一応低スペック向けの3Dソフトはこのパソコンでもプレイ出来るようである。これは実は大きいことなのだ。比較的このパソコンの性能は良いと言うことだ。さらにお魚がデスクトップで泳ぐソフトも最初ダメだったが、これもいけるようになった。ホッ。それにしても……、今回も1050円という低価格の洗礼はたっぷりと受けた。しかし終わって見るとまったく「正常に動くパソコン」だった。はあ~~~。やはりこのパソコン、デザインは良い。それに傷一つ無くて綺麗である。置いておくだけでもかっこいい。またスピーカーからは思いのほか大音量も出るようである。それにネット情報によると「2TBまでのHDD」が付けられる可能性があるとか。これは良い。しかし……、かんじんの『地デジ』が観れるかどうかはインターネット情報によると怪しい感じだ。だが、3Dが動くんだし、メモリーを増設すれば、外付けで地デジもいけるんじゃないの?(現状ではあきらかにメモリーが足りないけど。よくこれで3Dが動くね)ではとりあえずこれで『スターウォーズ』でも観ましょうか?(笑)