男のジャンク!! VOL.1
おもちゃのリサイクルショップに行くと『超合金』がまとめて置いてあるコーナーがある。そこでたまにジャンク品が置かれてる。定価12800円、非常に大きな箱で『ガオファイガー』が売られてた。肩のパーツが取れているらしい。それで”ジャンク”となっていた。値段は1500円。ところで『超合金』という名称は商標らしく、これは『壮絶合金』というシリーズになっていた。どうやら『超合金』という名称が使えないのであろう。でも一応超合金?買おうかどうしようか迷った。だが中身がどんなモデルなのかわからない。これまで見た事がない。ガオファイガーであるといことはもちろんわかるが、そのクオリティーや仕様がわからない。こういうものはクオリティーによって満足度が大きく変わって来る。そこでその日は買わずに帰った。インターネットで調べる。『ガオファイガー』の元になったのは『ガオガイガー』。『ガオガイガー』のモデルは写真掲載しているホームページも多いが、『ガオファイガー』は少ない。それに『ガオファイガー』『ガオガイガー』は本来”合体”が売りである。本当に合体出来るモデルも市販されているが、今回のこれは合体はしないタイプのようだ。でも背中のステルスは「合体する」と言えば合体する。正確には「取り付け」だが。パッケージの箱はデカイが、実際のモデルは全高30センチ以下のようだ。箱の割りに小さい。定価12800円と高価なのだが、買っている人の記事もあった。でもさすがに「高い」「せめて10000円にして欲しい」などと書かれていた。でも1500円の安さなら買ってもいか?買わずにすましていたが、気になってしかたない。用事が終わったので、その店に行くことにした。最初に『ガオファイガー』を見てから4日経っていた。土日をはさんだのでもう売れているだろう。そう思いながら、遠い店舗を目指す。すると売れ残っていた。そっこうで買う。なんだかすごく欲しくなっていたのだ。買って帰ると、思っていたよりもずっと良い感じのモデルだ。ただ、『合金』なのは足の部分だけ。元の『ガオガイガー』はそのデザインが秀逸だった。あのライオンの顔とか。玩具っぽいところが良かった。でもガオファイガーはそれに比べれば”平凡”。『SFロボット』という感じだ。特に胸のデザインは他のロボットデザインに似ている。まあ、それでも満足度は高い。けっこう良い感じだ。