ＴＨＡＮＫＳ　Ａ　ＭＩＬＬＩＯＮ

山田孝之君で映画化された　手紙　読みました。

この先　本と映画とは違うけど　ネタバレになるので・・・・・

重い！　重いよ～～～

ざ～～～っとストーリーを。

直貴（山田君）と剛志（兄）は二人っきりの兄弟。

兄は弟を大学に入れようと　魔が差し　泥棒に入る。

そこで見つかり　そんな気もなかったのに　老人を殺してしまう。

強盗殺人の罪で　服役する。

弟直貴は　殺人者の弟として見られる。

いつまでも弟の幸せだけを考えて　月に一度　手紙をよこす　兄。

その手紙が届くたびに　殺人者の弟だってことを　身にしみて思う弟。

手紙の判みたいなものが　刑務所からだってしるし。

バイト・進学・恋愛・就職・・・　なにをするにも　兄のことがあって　うまくいかない。

でも　幸せを祈る　手紙は届く・・・・

手紙を呪う　弟・・・・・



この　直貴が勤めた会社の社長が言った言葉がすごいよ。

そういう境遇なら　

堂々と行きなさいとか　兄は兄　あたなはあなたとか

そういう風に　変に正義をかざして　いいそうなもん。

でもね・・・


差別は当然なんだよ。　犯罪者やそれに近い家族を排除するというのは

しごく真っ当なこと。

われわれは　君を差別しなきゃいけないんだ。　　自分が罪を犯せば家族をも苦しめる。

全ての犯罪者に　そう思い知らせるためにもね。



はぁぁぁぁぁぁ～　そうか　そうだな。そうかも。そうなんだ。う～～ん・・・



反省し　悔い　詫びる・・・

それを手紙に込め　毎月送る。

本人には　謝罪のつもりの手紙。　送られるほうは・・・・・


加害者の家族の物語でもあり　最後には被害者の家族の事も出てきて。

それがキーワードにもなる。


でも　東野さんらしく　最後は　希望が見える終わりかたよ。

どん底にも　少し灯りが見えるようなね。

前向きな感じで終わってくれたように感じるよ。



は～～～　そうかそうか。

映画が　楽しみよん　山田君