車山高原
昨日(26日)から、長野県車山高原にスキーに来ています。とは言え、今週に入り「日本全国春爛漫」といった「異常気象」に見舞われていますので、ここ車山高原も「春到来」といった感じになっています。車山高原は、位置的には茅野市や諏訪市の付近になりますので、それほど雪が多い地域だとは思えませんが、標高が1500m以上ありますので、気温が高くなることは、あまりない場所だとも言えると思います。が、26日に大阪から現地に向かいますと、現地の気温は10℃を上回ろうかという状態ですし、折からの雨も降り、かなりの悪コンディションとなってしまいました。今日(27日)も、強風のため山頂までのリフトは運行が中止される状態でしたし、雪質もザラメ状態になっていましたので、2月末というよりは3月末から4月に入った頃のような状態となっていました。ただ、雪国に住んでいるわけでもありませんので、貴重なスキーの機会を逸するわけにも行かず、文句も言えずに滑ってはいましたが、前述のような雪質に加え、濃霧が立ち込めおよそ「爽快!」とは程遠い状態ではありました。が、昼過ぎになってきますと徐々に濃霧が晴れ、ゲレンデの見通しも良くなってきましたし、15時ごろには周辺の山並みが見えるようになってきました。ここ車山高原は、スキー場としては白馬や志賀高原にスケール面では全く太刀打ちできませんが、景色は360度にパノラマが展開される素晴らしいものですので、晴れてきますと非常に清々しく感じられます。また、午前中は運行が中止されていた山頂へのリフトも稼動をはじめ、夕方に3本ほど山頂からのコースを滑ることが出来ました。そして、その最後に、ビーナスコースと呼ばれる山頂からの上級者コースを初めて滑ったのですが、以前、このコースで検定だか何かが行われており、気持ちよくエッジから雪煙を上げて滑走している姿を見たことがありましたので、さぞや気持ちよいものなのだろう・・・と思っていましたが、実際に現地に行ってみると、圧雪こそされているもののかなりの急勾配で、気持ちのよい滑走どころか何とかかんとか降りてくるのが精一杯の状況になってしまい、改めて自分の技術の未熟さを思い知らされた次第でした。今季は恐らく、あと1回滑りに行けるだけだと思いますので、何とか少しでも技術を上げて、シーズンエンドを迎えたいものだと思っております。