米・ローレス元国防副次官発言
アメリカのローレス元国防副次官が、普天間飛行場の代替施設について「現行合意(=辺野古海上)案以外の選択ならば、海兵隊の撤退もありうる」と、朝日新聞とのインタビューで述べたようです。(記事はこちら)ローレス氏自身が「元職」ですし、インタビューを行なったのも反米色の強い朝日新聞ですから、この掲載記事の意図を僕自身上手く理解出来ていないのですが、様々な背景はともかくとして、「海兵隊の撤退」なりその後に引き起こされるであろう「日米同盟への影響」というものについて、ローレス氏の「脅し」を日本がどのように受け取るのかという点に興味を覚えます。恐らくは、一部勢力が「アメリカの機嫌を損ねた!」と大騒ぎすることは想像が出来るのですが、果たしてその「騒ぎ」が、日本の、もっと言えばいわゆる「世論」の過半を占めるのかと考えれば今一つ現実味を持って考えられません。もちろん、いわゆる「日米同盟への影響」という観点で考えれば、決して好ましいことではないのでしょうが、「辺野古沖を埋め立てないと出て行くぞ!」という脅しは、あまり「脅し」にならず、むしろダチョウ倶楽部よろしく「どうぞ!どうぞ!」ということにならないのかなぁ?という気がします。^_^;ローレス氏の発言にしても、アメリカの「一部勢力」の発言に過ぎないのでしょうから、今回のインタビューだけで「アメリカは現行案以外完全拒否」と捉えることも間違いだとは思いますが、もしアメリカ側関係者の多くが「日本は脅せば付いて来る」と認識しているのであれば、それはそれで、少し勘違いをしているのではないのかな?と思うのですが・・・僕が勘違いをしているのでしょうかね?(^^ゞ