四季桜(訂正:ジュウガツザクラ)咲く
湯之奥金山博物館に隣接する下部川リバーサイドパークに、1本の四季桜 ジュウガツザクラが植栽されています。 この桜、毎年10月ごろから花を咲かせています。 先日、この桜について、博物館に電話でお問い合わせをいただきました。「毎年楽しみにしていますが、今年も咲いていますか」ということでした。 昨日は、天気も良く、外での活動もしやすい日和だったので、リバーサイドの公園に下りて、花を見てきました。 その結果として、「咲いてますか」に どう お答えしたらよいか、悩んでしまう状況でした。なぜなら・・・。 この冬の間も、四季桜 ジュウガツザクラは、次々につぼみを付け、花を咲かせようとしてくれました。しかし、この冬は特段に冷え込みが強く、やや寒さが緩んだ頃合いをみて咲くと、すぐに次の寒さでご覧のように凍結して枯死してしまうのでした。 そんなわけで、例年よりも寂しい 四季桜 ジュウガツザクラですが、このところ 次第に春めいてきているせいか、このように再び咲きはじめています。 この桜、ネームプレートとか なくて、はじめは10月ごろから咲くので「十月桜」と呼んでいたのですが、冬の間ずっと咲くので、いまでは「四季桜」ということにしています。 やや小さめの白い八重咲の桜で、咲きはじめは少し色が濃くて、薄い桜色をしています。 花の数はまだ少ないのですが、よろしければまた見に来てやってください。 ここ下部川リバーサイドパークでは、来月(3月)の後半のカワヅザクラから始まって、3月末から4月初めのソメイヨシノと、花ざかりとなっていきますが、地味ながら、四季桜 ジュウガツザクラもずっとがんばっています。ご声援をお願いします。《訂正 2019.3.4》 四季桜 → ジュウガツザクラ この記事の中で、当初は「四季桜」と呼んでいたものは その後、ジュウガツザクラとするべきだという考えにいたりました。シキザクラは、どうような冬も花を咲かせるサクラですが、一重咲きで、ここで紹介する八重咲きのものは、ジュウガツザクラでよいという情報に、後になって接したからです。