きんが・・・しんねん、で
「きんがしんねん」と言ったって、正月のことじゃないんですよ。このブログで初公開! 何と、金が信念で融けるというお話しです。 湯之奥金山博物館の砂金採り体験室で、何度かリピートしてとりためた砂金を、学芸員のありあまる情熱と信念で融かし、ひとまとめの金の粒にしようというワークがこのほど見られました。そのようすを密着取材できたので、ここに紹介するものです。 とりためられたのは、昨日ご来館のご常連さま、いつもご利用ありがとうございます。ご夫妻でのご努力のたまものは、ご覧のような感じのボリュームで、それをバーナーで加熱しはじめたところです。 あちらから、ことらからと、向きを変えながら加熱を続けますと、小さな砂金の粒に変化がでてきました。 やや、生き物のように変化し、一つの形になろうとしてます。 融けて、まん丸に・・・。ここまではビデオ記録を切り出したものです。 これはスチル。きれいな色です。触っちゃダメですよ。よい子はまねしてもいけません。何しろ 1,000度以上もあるのですから、それがふとした弾みで転がったりするおそれもあるのですから、火傷なんてもんじゃすまないかも・・・。 以上、金を融かすと、こんな感じ…という実況中継でした。でも、昔の人たちもこんな状況を作り出していたんですね。それなりの技法で・・・。勉強になりました。