カテゴリ:就任前のメモ(過去記事)
![]() 笛吹市境川町三椚に鎮座まします熊野神社さんに再びのお参りをしました。 桜の花が満開で、それはそれはきれいでありました。 この場所を「桜の名所探訪」シリーズにはあげていませんが、その理由は 訪れる人もほとんどなく、たいへんひっそりとしていたから名所にあげるのはどうかな、 という想いからでした。 さて、手前の鳥居に注目ですが、ちょっと変わっています。 両部鳥居の両側に随神を祀っています。随神門と鳥居が融合したような感じです。 ![]() その鳥居をくぐって進むと拝殿前に出ました。 手前の左右に一対の狛犬が拝されています。 拝殿でしっかりとお参りした後、例によって境内の観察をさせていただきました。 ![]() 拝殿正面に掲げられた神号額です。趣がある黒塗りのそれでした。 ![]() 拝殿の右脇に進んで、ご本殿を拝見しました。 ご本殿は、一段と高い場所にありました。詳細がよく確かめられなかったのですが、 たぶん権現造だったような・・・。 ![]() お参りをすませて、戻りながらもう一度振り返ると、 静かな境内に満開の桜が折り重なって、尊くこそおわしけれ・・・的でありました。 両部鳥居の手前の左手に説明板があり、右手には神社名を刻んだ石柱が立っていました。 ![]() 説明板の方に注目しましたが、それはこの神社に伝わる文化財の紹介でありました。 指定物件は、有形文化財で「三椚熊野神社信縄制札」というものでした。 明応5(1496)年に、武田信玄の叔父に当たる武田信縄が出したものだということでした。 こうして見てくると、たいへん美しく荘厳な雰囲気の中に、 重たい歴史が伝わっているように感じられました。 ところで、この辺りをリニア中央新幹線の予定ルートが通過していたかと思い出し、 その頃にはどんなふうになっていくのか、少々考えさせられるところがありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.09.12 14:32:08
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