カテゴリ:自由研究のタネ
下部リバーサイドパークでは、このルリシジミが、ヤマトシジミより頻度が高く 見られます。なぜなんだろう。 で、ルリシジミは、このヒメジョオンの花にとまって何をしているかというと、 脚と触角に混じって、より細い吸蜜管が伸びて、黄色の筒状花に差し込まれている のがわかります。すなわち、ヒメジョオンの花の蜜を吸っている、食事中なのでし た。ここまでは、2020年7月12日の午前11時過ぎのことでありました。 同じ日の夕方、間もなく18時という時間帯、下部リバーサイドパークいったいで は、虫たちの姿は、ぐっと少なくなります。でも、まだルリシジミの姿が見られた のでした。 でも、なんかおかしなかっこうをしていますね。どうしたのでしょうか。 そう、こういうスタイルは、産卵の場合と考えられます。過去にヤマトシジミの 場合の産卵の状況をスケッチしていますので、次のURLからご参照ください。 https://plaza.rakuten.co.jp/bnvn06/diary/201807260000/ この後、30秒ほどたったとき、おかしな状況があらわれました。産卵のポーズを とりながらも、吸蜜がはじまったのです。 このように、ルリシジミの暮らしぶりをじっくりじっくり見続けていくと、いろ んなことに気付くことができます。 ちなみに、手元にあるチョウの図鑑の情報では、ルリシジミの幼虫は、「バラ科、 マメ科、ブナ科などに属する各種の花、蕾を食べる」(『新装版山渓フィールドブッ クス5― 蝶』山と渓谷社 2006 p.170)そうです。 またネットの情報を参照すると、タデ科、ミカン科の植物の花が加わっています (ウィキペディア https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%B8%E3%83%9F)。 でも、今回のケースがほんとに産卵であるとするなら、キク科も加えなければな らなくなります。 繰り返しになるかと思いますが、じっくり研究する糸口をしての話題になります ね・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.07.21 22:16:54
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