いーじーあくしょん

10月観た映画、ドラマ
（タイトル後ろの「再」は過去にも観た作品、準＝準新作）


10月は
阿部ちゃん（阿部寛）と小林聡美の大絶賛集中月（笑）




星五つ





「パンとスープとネコ日和」
「結婚できない男」 
「すいか」
「かもめ食堂」 (再）
「新参者」
「赤い指」



家族から「面白いから絶対見た方がいい」と云われていた
『結婚できない男』(2006)を
ようやくようやくまともに観た。
桑野デザイナー(阿部ちゃん)と早坂医師(夏川結衣)の
恋に不慣れなオトコとオンナが何とも意地らしくハマってしまった。

夏川結衣(52歳)　いいなぁ




阿部ちゃん流れで次に選んだのが 『新参者』(2010)

ドラマを見て悔やんだ、
東京へ行った際（2月)  京橋に泊まったのに
なんで近くの日本橋人形町で色んな人形焼を
味わなかったのだろう　と

「新参者」シリーズとして
ドラマ版「赤い指」(2011) 「眠りの森」(2014)
映画版「麒麟の翼」(2012) 「祈りの幕が下りる時」(2018) があるが
中でも『赤い指』は実に見応えがあった。
原作がしっかりしていると矢張り面白い。
杉本哲太の演技も良かった。



小林聡美(55歳) も好きな女優のひとり



『すいか』 (2003)
『かもめ食堂』(2006)
『めがね』 (2007)
『プール』 (2009)
『マザーウォーター』 (2010)
『東京オアシス』 (2011)
『パンとスープとネコ日和』 (2013)

彼女の作品に漂う
ほんわりとした時間、空気が大好き
癒される

彼女の作品には
共通の俳優で描かれるのが多いのも面白い

上記の７作では

もたいまさこ(68歳）
全作


市川実日子(42歳）
「すいか」「めがね」「マザーウォーター」「東京オアシス」


伽奈(37歳）
「プール」「マザーウォーター」「パンとスープとネコ日和」


加瀬　亮 (45歳）
「めがね」「プール」「東京オアシス」「パンとスープとネコ日和」


三石　研 (59歳）
「めがね」「マザーウォーター」「東京オアシス」「パンとスープとネコ日和」


片桐はいり(57歳）が「すいか」「かもめ食堂」
小泉今日子(54歳）が「すいか」「マザーウォーター」で
小林聡美と共演している



『すいか』
レトロな下宿「ハピネス三茶」で
繰り広げられるコメディタッチのヒューマンドラマ
キャストが最高 !
大家・ゆか=市川実日子
住人・夏子（大学教授）= 浅岡ルリ子 
住人・絆 (エロ漫画家)=ともさかりえ
住人・早川基子(銀行員=小林聡美 
馬場ちゃん（銀行員)=小泉今日子　基子の同僚で3億円横領してトンズラ
生沢冴子（刑事）＝片桐はいり
バー泥舟ママ=もたいまさこ
　

『かもめ食堂』
舞台がフィンランドということもあり
イッタラの食器やマリメッコの衣服が登場するのも楽しい。
『パンとスープとネコ日和』も
北欧調のインテリアや料理がお洒落さに魅力かれていたが
小林聡美の上記作品は皆
飯島奈美さんがスタイリストを務めている

「すいか」「かもめ食堂」「パンとスープとネコ日和」等は
永久保存版で持っていたい作品だ。




星四つ





「マザーウォーター」
「めがね」
「麒麟の翼」
「96時間レクイエム」



『マザーウォーター』
京都を舞台に
小林聡美のウィスキーしか置かないバー
市川実日子の豆腐店
小泉今日子の喫茶店
三石研のお風呂屋
での人間模様がゆったりと流れていく

『めがね』
「プール」もそうだが
小林聡美の作品は事件が起こる訳ではないのに
妙にひきこまれていく
「めがね」の舞台は
ある意味理想郷かもしれない


『麒麟の翼』 (2012)
この映画には
松坂桃李(2008デビュー）
菅田将暉(2009デビュー）
山崎賢人(2010デビュー）
いまをときめく若手俳優が揃って出演しておりオトク。
残念だったのは
ドラマで毎回アクセントとなっていた
加賀恭一郎（阿部ちゃん）がたいやき店で並ぶも
いつも自分の前で売り切れるシーンが描かれていなかったこと


『96時間　レクイエム』 (2014)
「96時間」シリーズの完結篇
「96時間」の面白さは展開の小気味よさ
流石リュック・ベンソンと言うべきか。

この映画に警部役で出演している
フォレスト・ウィテカー (59歳）も好きな俳優

「大統領の執事の涙」「パニックルーム」「フォーンブース」等




星三つ





「プール」
「ダンガル」
「カレンダーガール」
「人生の特等席」
「陽だまりハウスでマラソンを」
「Mrブルックス」


『ダンガル　きっと、つよくなる』 (2016)
インド映画興行成績歴代１位を記録した伝記映画。
元レスリング選手マハヴィル・シン・フォーガットと
彼の娘フォーガット姉妹の半生を描いている。
若気の頃レスリングをかじった身として力が入ってしまう。
世界選手権等の国際大会で
姉ギータは伊調馨（2015年 58kg級）、吉田沙保里(2012年 55kg級)　
妹バビータは吉田(2014年）と
対戦があるが何れも日本選手が勝っている。



『カレンダーガールズ』 (2003)
世界初、婦人会ヌードカレンダー発案者となった女性たちが主人公。
ヘレン・ミレン(当時58歳)、ジュリー・ウォルターズ(当時53歳）らの
凛とした上品なヌードがとても素敵。
男として女性のヌードは大好きだが
夫としては妻のヌードは自分だけのものであってほしい　（笑)


『人生の特等席』 (2012)
すごいよなぁ
クリント・イーストウッド（90歳）
「運び屋」(2018)では主演を務め
「アメリカンスナイパー」(2014)
「ハドソン川の奇跡」(2016)
「15時17分、パリ行き」(2017)
「リチャード・ジュエル」(2019)
とコンスタントに映画を製っている。

娘役のエイミー・アダムス(46歳）

どこかで会った顔だと思ってたら
メリル・ストリープの「ジュリー＆ジュリア」(2009)での
ジュリーぢゃん




星二つ





「おとなのけんか」
「東京オアシス」
「クリーピー」
「さらば愛しきアウトロー」　（準）
「深夜食堂」
「キャリー　2014」
「スパロークリーク」　(準）
「靴職人と魔法のミシン」




『おとなのけんか』 (2011)
ジョディ・フォスターのコメディは珍しいと思いチョイス。
子供のけんか(怪我)に親が話し合いをするうちに
人生観の否定合戦、夫婦喧嘩に発展
そんな大人の喧騒をよそに子供同士は
もう公園で遊んでいる　ってな映画


『東京オアシス』 (2011)
東京を舞台にふとした出会い、ふれあいを描いた不思議な映画
小林聡美と加瀬亮
小林聡美と原田知世
小林聡美と黒木華　
の3パターンで話が展開していく。
黒木華はこれが映画初出演。


『クリーピー　偽りの隣人』 (2016)
主演の西島秀俊も香川照之も好きではないが
ずっと気になっていた映画だったのでレンタル。
竹内結子さんが亡くなってから初めて観た彼女の映画ということになる。
西野（香川照之）の異様さにはじめは面白く観れたが
段々リアリティが薄れ、つまらなくなってしまった


『さらば愛しきアウトロー』 (2018)
ロバート・レッドフォード（84歳）の俳優引退映画。
70,80年代大好きな俳優だっただけに
最近の作品には物足りなさを覚えることが多かった。
フォレスト（レッドフォード）が思いを寄せる相手ジュエル役が
シシー・スペイセク だったことにびっくり！

シシー・スペイセク(70歳)といったら
　　
何たって「キャリー」(1976）でしょ
これだけハマリ役の女優をよく見つけたなと感心



『キャリー』 (2013)
母親役のジュリアン・ムーアを見たくてチョイス。
こう云っては何だが
主演クロエ・モレッツは
シシー・スペイセクが演じたキャリーより美少女
「キャリー」の怨念の必然性が薄い



『深夜食堂』 (2009)
小林薫も好きな俳優
「孤独のグルメ」的に期待したのだが
描かれる人情話が芝居がかりすぎてイマイチだった
（芝居なんだけど　笑）





星ひとつ




「REC4」
「マーシュランド」
「VHS」
「インモラル・ルーム」


『REC4　ワールドエンド』 (2014)
「レック」は好きな映画で
主演のマヌエラ・ベラスコ(45歳)が戻ってきた作品なので期待したのだが
物足りなかった