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カテゴリ:オススメの本
『気楽なさとり方 10のステップ』宝彩有菜著 講談社+α文庫
「さとりは技術だ。だれでも日常で練習すれば、さとれる」 という主張のもと、具体的なさとり方が書いてあります。 和尚さんと小僧さんの対話で話が進みますが、この2人の会話が テンポがいいので楽しく読め、とても分かりやすいです。 楽しく修行をして、しかもさとれたら至福、幸福感で満ち溢れた 状態だというんだから、やってみるしかありませんね。 というわけで、私も早速この中の修行をやってみました。 うーん、たしかにおもしろいです。 この本には感情をコントロールする方法として、4つ紹介されて います。その中の1つを私はたまに実践していたので、効果は よくわかっていました。でもほかにも3つ方法があったのは 知りませんでした。しかも、この中の1つだけを究めたらそれだけ でさとれちゃうこともあるというのですから、さとるということは 思ったより大変なことではなさそうです。 滝をかぶったり、お経を唱えたり、断食したりしなくても、 普通に生活しながらちょっと頭の中でトライするようにすれば どんどん欲(感情)がコントロールできるようになり、それを 続けていくとすべての感情が自分でコントロール可能になるのだ そうです。その状態をさとりというのです。つまり、さとれば、 欲はあるのですが、欲がない状態と同じになるのだそうです。 ううーん、そんな状態だとどんな気分なの? それはさとってみないとわかりません。 この本を読んで、やり方は大体分かったので、あとは実践するのみ です。しばらくやってみることにします。何か変化があったら、 また日記に書きますね。 さとりたいなんて思わない人でも、気分がすぐに変化する人、 感情のコントロールが苦手な人、ストレスの多い人、失恋した ばかりの人、落ち込んでいる人、プラス思考がいいとわかっていてもなかなかできない人は、この本を読んでみることをオススメ します。そして実践してみてください、ちょっとずつ、自分が 感情をコントロールできるようになっていき、どんどん自分が 変わっていくのが分かり、生きるのが楽しくなっていきます。 そう、生きるって楽しいことですよね。 すばらしい本です、宝彩さん、ありがとう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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