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ボンジュール・ド・パリ

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Sep 12, 2005
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カテゴリ:映画・TV
傑作と言われる、1960年の中川信夫の作品。

この世での話、あの世での話の2部に分かれます。

前途洋々たる青年が、知り合いの車で帰宅途中交通事故を起こしひき逃げしたのを発端に、婚約者など次々と周囲の人が死んでいく。
決して彼が直接殺したわけではないけれど、あの車に乗せてもらっていたときに右に曲がってくれとさえ言わなければあの人を挽かずに済んだとか、車に乗りたくないと言った婚約者とともに無理やり乗り込んだタクシーが事故を起こしてしまったとか、まるで呪いにでもかかっているような事件が続くのです。

そんな時、母親が危篤という知らせを受け田舎に帰ることになる。
実家は養老院を営んでいるが、父親は老人を商売道具としか見ていない悪徳経営者で、しかも病気の妻が寝ている隣の部屋に愛人を引き込んでいる。
そこへ、ひき逃げを起こした悪魔のような例の知り合いやひき逃げ事故で死亡した男の母親と恋人が復讐にやってくる。

実家に集まる人々は、誤って無実の者を罪に追いやった刑事や悪徳医者など、腐った魚を老人の食事に出す青年の父親と同レベルの人間ばかり。

こうしたこの世でのある意味「地獄」を見た後に、今度は閻魔大王のいるあの世の「地獄」を見ることになります。

1部での登場人物は全員(!)地獄に落ちていて、主人公の青年が地獄巡りをして歩いている間にそれぞれが責め苦に遭っている姿を目撃します。
三途の川から始まり、血の池地獄、針地獄、などさまざまな地獄がとってもアバンギャルドに描かれていて、この2部の方はストーリーを追うというよりイメージを追うといった嗜好。

まさに「生きるも地獄死ぬるも地獄」を表現した、悪夢のような映画です。

主演は天知茂と三ツ矢歌子。
三ツ矢歌子はいまでも目がくりっとしてかわいい顔立ちですが、若い時はとっても可憐な感じだったんですね。

独断と偏見の評価:★★★☆☆

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Last updated  Sep 13, 2005 06:47:32 AM
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564@ Re:戦慄・・・どおりで?どうりで?(09/24) 打ち間違いと漢字変換ミスは違いますよw …
言いますよ@ Re:「そげ」が刺さる(05/14) 実は今そのそげが指に刺さってまして。調…
台湾人@ 初めまして フランスの歌手ジョニー・アリディですか…
キリ@ Re:落書き(03/16) 以前は私の近くで落書きが多くて(うちの…
iqcot@ 紅緒+紅緒さん こんにちは。 >なぜ農業展に鷹が!? …
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三日坊子@ Re:カーリング(02/25) ほんと、急に暖かくなりましたよね。春は…
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