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カテゴリ:フランス・フランス人
今日は7月12日。8年前の1998年のW杯でフランスが優勝を決めた日だったそうです。
この日の今日、ジダンがTV出演してインタビューに答えました。 このインタビューについてはきっと多くの方が書かれるでしょうから、またここでサッカーの話になるのも何なんですが、この日記の管理人の今の最大の関心事ということでご辛抱ください。今日は本来映画を見にいくつもり(ホラー映画系)だったのに、ジダンの話が聞きたくて映画を止め早くに帰宅したくらいですので。 皆が20時って言ってたのですが、なんとなく待ちきれなくてちょっと早めにTVを付けておこうかなと思ってスイッチを入れたらすでにジダンがしゃべっててびっくりしました。 おかげで少し聞き逃したのですが、このインタビューは事件の真相を語るというだけではなくW杯を振り返ってという内容でしたので私が見たときはちょうど対ブラジル戦の話をしていたところ。最初から聞きたかったな・・・。 さていよいよ決勝戦の話になり、頭突き事件にももちろん言及。 ジダン、とにかく子供達や子供を教育する立場の人達にあのような場面を見せてしまって申し訳ないと何度も謝っていました。あれはいけない行為だと。 ただし、あの件は「後悔していない」、そして「後悔することはできない」んだそうです。なぜってここで後悔したら相手のやったことを認めることになるので。 そして私がジーンときたのは次の一言。 「サッカー人生最後の10分にあんなことをやって、僕がほんとうにうれしいと思いますか?」 そうですよね、誰もこれまでの輝かしい経緯をこんなことで終わらせたくないですよね。 私はあの決勝のときはなんだかジダンに裏切られたような気がしたし、実際裏切ったという言葉を口にも出しました。それまで一生懸命応援してきて、チームの皆が一生懸命プレーしてるのを見てきた矢先のことでしたから。それにあのときは勝つか負けるかギリギリのときでしたしね。 あれから日も経って、こうしてジダンの口からもこういう言葉を聞いて、胸のつかえがすっかり取れたようなそんな気分です。 結局、皆が気になっている「いったいマテラッツィは何と言ったのか」についてはやはりジダンは発表をしませんでした。その内容を非常に個人的なこと、妹とお母さんに関することとのみ言っただけです。読唇術、だいたい当たっているようですね。 彼は許しがたい。これはあくまでこの一件を引き起こした人が一番悪いのだ。とジダンはマテラッツィという名前すら一切口にせずにこの一件を語ったのが非常に印象的でした。 確かにあれを見てショックを受けた人は非常に多かったし、まして子供には影響が強かったかもしれません。けれどこうして自分の誇りを守らなきゃいけないってこともあるってこと、今日のインタビューで子供のみならず大人にも教えてもらえたような気がします。 なんとMVP剥奪なんて話が出てるそうですが、とんでもないことですね。 そんなことになったら私はまた怒りますよ。 あとサッカーと言えば・・・。 わかってはいたことだけど、日本、ずいぶんとランクを落としてしまいましたね(涙)。31ランクもだなんて、数字で見るとかなり堪えます。 予選リーグでフランスと同じ組で「トーゴ相手なら大丈夫」呼ばわりされていたトーゴだって、日本より一つ上の48位。 大会前はなんとなく安心感があったオーストラリアなんかはるか上だし・・・。 オシムジャパン、心機一点、盛り返してほしいですね! クリックよろしくお願いします! → ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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