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カテゴリ:日常の出来事
先ほど繊維街まで行ってきました。
場所はパリの上の方、エスニックな地域です。 まさにおパリなイメージのシャンゼリゼやサン・ジェルマン・デ・プレなどしか行ったことがないという方はきっと駅を出るまでにすでにびっくりするかもしれません。 数年前までは駅構内で密売されてるものって時計とかきらきら光るよくわからんアクセサリー(?)とかが主で、たまにしつこく「いらんか、いらんか」と声をかけてくる人もいましたが、たいていはじっと売り物を手にいくつも掛けて黙って立ってる人のほうが多かったのですが、いまはうるさいほど声が飛んできます。 「マルボロ、マルボロ、マルボロ・・・」 数年前のタバコ税値上げでタバコがとっても高くなりましたから、こういうどこからか流れてくるタバコが闇でさばかれるようになっているわけです。もちろん密売ですから駅構内での販売許可は取っていないでしょうに、あんなにおおっぴらにタバコを構内を歩く人に突きつけて「マルボロ、マルボロ」ってやって大丈夫なんでしょうかね? ここの駅がある線って一部、地下ではなく地上で高架を走っていて、この駅は地上にあります。ですから外と構内は柵で隔てられているわけですが、今日私がちょっとびっくりしたのは、その出口の横の柵からタバコを持った手を外から突き出して「マルボロ、マルボロ」とやってる人が2人ほどいたこと。その勢いったら怖いくらい。あの風景を見るとさすがに私もここはパリか?と一瞬疑いそうになりました。 こういうタバコを売ってる人もそうですが、エスニックな地域というだけあって歩いている人もエスニックな人が多いです。売店で売ってる新聞を見るとその地域性がわかるので、私はそういう新聞をチェックするのが好きなんですが、ここはこれまで見たことがなかった北アフリカの国々の新聞が何種類もおかれていて楽しかったです。 さて、駅を出てから私はひとつしまったと思いました。 メトロに乗る前に会社の近くでお金を下ろしたかったんですよね・・・。この辺りは全然知らない場所でもないんですが、銀行のありかと言うと定かではないし、あまりお金を下ろしたい地域でもないので・・・。 そこまで考えていたのにすっかりお金を引き出すのを忘れていました。で、駅を出てから周りを見渡すと、銀行が見えたのでそこまで行くことに。 夜でも一人で歩けるし、この辺りはイメージほどに怖い場所でもなんでもないんですが、人通りがやたら多いし、出したお財布はしっかりとすぐにカバンに入れることに関しては特に注意したい感じはしました。 さて、いよいよ繊維街へ。 超激安、超質悪製品が多い某大型店の前を通って行きます。 ![]() 超質悪・・・と書きましたが、掘り出し物もたまにあったことは確か。 私がパリに来た頃はまだ倒産騒ぎの前でしたので、今よりもっと品物が豊富で特に台所用品とか布製品とかときどき覗きに行ってたのですよね・・・。ところが騒ぎの後はここのいくつもの大きな建物もそれぞれ大幅な売り場縮小で、かなりイマイチになってしまいました。これは非常に残念。それでも人通りはかなりあります、この店の前の道。ここを掻き分けつつ前へ進み、ちょっと上がればそこが繊維街。 今日は長くなったので、続きは次回のお楽しみにしますね。 いつも応援ありがとうございます。今日もクリックどうぞよろしくお願いします。 ![]() → パリの日常の写真はこちらへどうぞ↓ ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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