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カテゴリ:パリ
いやあ、ほんとに寒いです。
お昼頃は鼻がぐずぐずいってるくらいだったのですが、なんだかさっきからひどくなってきて、念のために風邪薬を飲みました。引き始めが大事ですからね、こういうのは。 今日フランス南西部にある取引先の人と電話で話したら、その人の会社の辺りはすでに積雪10cm以上、こうなると一気に会社に来られなくなる人が多くなって、車内はまばらだったそうです。今晩からさらに冷え込むのでその人も明日は来れるかどうか・・・という感じ。大事な返事を待ってるんですけどね・・・。 さて大変長らくお待たせしました。 忘れた頃に、マルシェ・サン・ピエール 第2弾です。 えらくごった返した駅前付近から少し西に進んだところにその繊維街があります。 その小さな道に入った瞬間、さっきまでの人の多さはどこへ行った?というくらい人通りもまばら。けれどそれとは逆に店の多さと言ったらこれまた半端じゃないくらい多いです。 道の両側に並ぶ店は軒並み布を売る店。 中にはキラキラ光る素材のものを主に扱った店もあり(この辺りはキャバレーとかも多そうなのでそういうところが顧客なのかな?)、そこには踊り子系衣装も売られています。 このまま道を真っ直ぐ進んでいくとサン・ピエール広場があり、その広場に面した店はかなり大規模なものも多く、そういうところではインテリア用布、服地などのいろいろな用途に合わせたいろいろな素材、種類の布が一同に会していますが、小さな店はある種類の生地の専門店みたいなところもありました。 例えばこれはファーの専門店。店内は様々なファーが山積みで、普通ではあまり買えないファーのハギレみたいなのも売っているようで、なかなか楽しそうでした。 大きなお店でも店内、そして歩道にまで売り場が出ていて、まさに所狭しと布地が並んでいます。 場所的には少し上がればもうサクレ・クール寺院という位置なのですが、ここからはほんのちょっとその寺院が見えるくらい。 この繊維街に行ったのはまさに数年ぶり。 前に行ったのはまだパリで生活を始めて間もない頃で、こんなに広い繊維街ながら自分の頭にあるイメージの生地が見つからなくてずいぶんと歩き回ったことを思い出します。結局、ほしいと思っていた2種類の生地のうち、1種類は妥協してこの中の小さな店で購入しました(妥協とその時は思いましたが、家に帰って見てみると予想以上によかったのですが)。 その時疲れて休憩したマクドナルドも健在でした。恐らくフランスで始めて入ったマクドナルドだったと思いますが、日本の明るい清潔なイメージとは違い、なんだかちょっと薄汚れた感じが印象的で、そそくさと出た憶えがあります(笑)。 パリ生活も長くなってしまって、その頃の新鮮なまだスレてない自分がどんな風にパリを見てどんな風に感じていたのか、もう思い出そうにもあまり思い出せないのですが、ふとその繊維街の香りのようなものを吸い込んで、なんとも言えない妙に懐かしい気分になりながら、またマルボロ、マルボロの声がする駅の中へと入りました。 いつも応援ありがとうございます。今日もクリックどうぞよろしくお願いします。 → パリの日常の写真はこちらへどうぞ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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