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テーマ:海外生活(7788)
カテゴリ:日常の出来事
お待たせしました。
大魔王その後、続きです。 まあいろいろあったけど、3人揃って合格したし、よかった、よかった。 --- と第三者の私の立場では言えるわけですが、ここで問題がひとつ。 なんとカンニングされた方がカンニングした方より点が悪かったんです。 こんなことがあっていいんでしょうか。 世の中いったいどうなってるんでしょうかねぇ??? 0.5点の差なんですけど、それでもねぇ・・・。 カンニングされて怖い思いをした方からしたら、例え0.1点差でも相手の方が点がよかったという事実は受け入れがたいでしょう。 絶対に彼女には自分の点数は言うなと釘を刺しておきました。 大魔王はえ?何で?って感じでしたが、そこは有無を言わせず。 そして教室に入り、着席したところでその彼女が登場。 彼女と大魔王の間に座ることになってしまった私はなんとなく居心地が悪く・・・。 彼女は大魔王は私の友達であることから遠慮してますが、やっぱり怒ってるんです。同じ授業にまた大魔王がいることがわかり、ちょっと顔も引きつり気味でしたし(そりゃあ当然でしょう・・・)。 一方、そんなことは微塵も感じない大魔王は、キャンディーを配ってくれたりして上機嫌。 そして私にはこっそりと「彼女にもし点数を聞かれたら、彼女と同じ16点って言っておくことにした。いや、15.9点にしようかな?」と言うのです。ちょっとは彼女の気持ちもわかったんだろうかとほっとして、「15.9点なんてありえない数字はしらじらしいよ~」と突っ込みを入れたりして、ここで私的にはかなり気分が楽になったわけですが・・・。 その次の瞬間、私も顔が引きつりました。 「ねえねえ、試験不合格だったんだって?」と大魔王が彼女に向かって笑いながら言うではないですか。 お、お前は余計なことを・・・。 彼女の顔がさらに引きつりました。 彼女だって受かってたんだから、ここで顔を引きつらせることもないんじゃないかって思うかもしれませんが、カンニングをした人から試験関係の冗談なんて言われたくないでしょう。私はそう思ってビクッとなったんですが、理由は他にあったんです。 彼女、実は試験を受けた全員の結果が出ている張り出しを見に行っていたのでした。真面目なもんで、結果の張り出しを見ることによってだいたいの平均点、自分が全体の中のどれくらいの位置にいるかなどをチェックするらしいのです。 そしてそこで大魔王が何点取ったのかも見てしまっていたのです・・・。 さらに大魔王の点を見る前にも、ちょっとした背景がありました。 もともとこの科目は彼女の得意科目のはずで、自分自身でも自分のテスト結果をもうちょっと上に考えていたのです。それがちょっと予想を下回ってしまってがっかりしてた上に、実はなぜか私の方が点数がよかったと知ってかなり落胆していたのです・・・。 その状況で「試験落ちたんだって?」なんて言われたりしたら、そりゃあ気分悪いですよね。。 いやあまずい雰囲気でしたよ、あれは。あそこで授業が始まってくれてほんとによかった。 帰りは大魔王は別方向なので、その彼女と2人だったんですが、やっぱりかなり怒り気味でした。私が彼と友達なので全部言うことができないストレスも溜まってるみたい。 彼女と一緒の授業はあともう一つあるのですが、大魔王は私が「こっちを取っておいた方が」と僭越ながらアドバイスさせていただいた同じ曜日の別の授業を履修することにしたらしく、一緒じゃないのが救い。 あーあ、それにしても週に一度はこの状況。なんか気が重い・・・。 いつも応援ありがとうございます。今日もクリックどうぞよろしくお願いします。 → パリの日常の写真はこちらへどうぞ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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