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テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:子ども支援 遊びと空間
今日は幼稚園最終日。こどもたちは教会で両親が見守る中 歌を披露して、その後公園でピクニック。
何とか、何事もなく無事終了できて、ほっとしました。 明日するはずだった大掃除は、今日の午後に変更になり、いろいろと片づけをして教室の生理整頓。 パズルや絵本、縫い物の練習の道具や、ハサミ、色鉛筆など教室の棚にならべてあるものをすべて物置やロッカーにしまいました。 モンテッソリー教育は、子供たちが自分の意思で何をするかを決めることができます。 例えば、絵をかきたいと思ったら、パレットと筆のセットを持って、絵の具が置いてあるキッチンまで来て、 大人に「絵の具をください。」 といって、ほしい色をオーダーします。(キッチンの前に大人がいないときは、じっと待つように教えます) そして、その後は、 「紙をください」 といって、紙をもらって自分でベランダにある三脚に紙を洗濯ばさみで留めて絵をかきます。 その後は、自分で洗ってもとあった場所に戻します。 そして、次にやりたいことを見つけます。 なので、ほとんどの道具(共同)は子供たちの手の届く場所においてあります。(順番を待つ練習も兼ねてます。) 選らんで棚から出して、机やマットの上において必要なものをそろえて終わったら元に戻す。(テーブルを拭いたり、食器を洗うことも含まれます) ので、初めて幼稚園に来た人にとって、子供たちは、みんな”おりこうさん”に見えます。 オーストラリアの学校や保育園でよく見かけるのが、机の上に先生がいろんなものを用意してぽんぽん置いて配り、終わったら、また、先生が片付ける。ということはありません。 高校生になっても自分のごみを片付けない子がいっぱいいるのはこのせいだぁ!!!とちょっと、しゅうとめ系の目で見ちゃうことがあります。 小さい子は、片付けるにも時間がかかりますが、そこをグットこらえて、「これは、シンクの上に、そして、これはゴミ箱に入れるんだよ」と教えてあげることが大事だぁー!! その点で、私は日本の学校教育で掃除当番があるのはとてもいいことだなぁーと思います。 こちらでは、小学校でも掃除をする人を雇っているので、子供はほとんど掃除をしません。 逆に「日本はどうしてこどもが掃除をしなくっちゃいけないの??きびしー」という意見を高校生の子から聞いたこともあるぐらい。 -------------------------------------- ところで、 子供たちの中には座ってひとつのことをするのが得意な子とそうでない子がいます。 いろんな子がいるのは、当たり前のことですが、 どこが違うのかをよーーく観察してみると、 じっと座っていることができる子は、集中できるので、落ち着いて学ぶことができる。 そわそわ、として落ち着かない子は、何をしても途中で飽きてしまいます。 (家庭環境の影響があると思いますが)そわそわとするのはなぜなんだろぉー?? そして、そういう子達は、 腕を肩より上にあげると首が曲がって手首がクネッとしたり、 ゆっくり歩くと、ふらふら、というか、ヘナヘナとして見えます。 バイト先の先生に聞いてみると、 理由のひとつに、 ”神経が未発達”だからだそうです。(手や足からの情報が脳に伝わりにくい) 人は椅子に座ったり、床に座っているときに、 ”右に壁があるけど、体にはくっついてはいない、 足は床についていて、 右手はひざの上にある” ということを知るには、 手足の感覚が脳まで伝わることによって知る。 でも、その感覚の発達が遅れいる子や、小さい子供たち3歳ぐらいは、 どこに壁までの距離、 右手の位置、 左足の位置、 などなどが、 わからないに近い。 しかも視覚も未発達。(距離感) 確かに、ドアに頭をぶつけたり、こども同士がぶつかることってあるし、沢山スペースがあるのに、隣同士がビッチビチにくっついているのを見たことがあります! そわそわと、落ち着きがないときは、 両肩の下3cmぐらいのところを両手で同時に3秒ぐらい少し押してあげたり、 おしりの下に専用のマットをひいてあげると、急に落ち着いてじっとすることができるようになるそうです。 (ためしに、そわそわしている子に座布団を渡してひいてもらうと、ピタ!と、とまります。) おしりの下に沢山の神経が通っていて、そこを刺激してあげると、その先の神経に情報が伝達しやすくなるそうです。) 全員プレゼント付き!スポーツ選手はもちろん、子供用・旅行用に便利なミニ・サイズ!知恵まっ... 日本にもあるかなぁーと思って調べてみましたが、同じものは探せませんでしたが、似たものがありました。↑ 手足の神経の発達を促すには マット運動で全身を刺激することが一番だそうです。 体操マット それから、トランポリンなどでバランス感覚を養うこと。(スタージャンプという手と足を同時に広げたり閉じたりしながら飛ぶジャンプがいいようです。) トランポリンがちょっと大掛かりなら、ロープを床や芝の上に置いて、その上を綱渡りをするようにあるくだけでも、十分にバランスの練習ができます。 バイト先の幼稚園では、毎日欠かさずにトランポリン、マット、ロープ運動を外でしてますが、みんな大好きで、なんどやっても飽きずに楽しんでいます。 いろんな本を読んでも、マット運動で手と足を伸ばしてゴロゴロと転がったり、巻いてあるマットを寝ている子供の上に転がす運動がのっていました。 さくらんぼ幼稚園のサイトに本で見たのと同じようなマット運動が乗ってました。 さくらさくらんぼ保育園 来年の2月から新しく3歳児がどっと入園してきます。 大人2人で8時間、3歳から4歳までの18人の子供たちとのお付き合い。 いまさら、だけど覚悟が必要だぁー 新学期が始まったら、さくらんぼ幼稚園の魚類、爬虫類、鳥類運動を参考にして、ストレッチをして、マットでゴロゴロして、トランポリンで飛んでもらって、こちらがバテバテになる前に、ちょこっとでもエネルギーを消費してもらおぉーっと 偶然 Googleで見つけたさくらんぼ保育園では子供たちが到着してすぐにリズム体操と掃除で全身運動に1時間もかける。 うぅーーん。 かしこいなぁー。 いい保育園だなぁー。。。 1日の様子 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 20, 2007 09:31:12 PM
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