「華(はな)は愛惜(あいじゃく)に散り、草は棄嫌(きげん)に生(お)う」
花が咲くと、人は喜び、
惜(お)しまれつつ散るのに、
雑草は嫌がれつつ生えては捨てられる。
花も草も共に大自然の因縁の働きによって
生じて来たのです。
花は人に喜んでもらいたいために咲いたわけではなく、
雑草は人に嫌がらせをするために生えたのではありません。
なのに、
人間の都合で勝手に良いの悪いのと
差別することを言う格言です。
http://www.tendai.or.jp/houwashuu/kiji.php?nid=30
花を自分、草を他人として当てはめてみると、
自分も他人も自らの命を精一杯生きているのに、
愛おしいと想ったり嫌ったりしているのは、私自身なのです。
自分を愛おしいと想う私。他人を嫌う私。
私を用いると、全ての物事に迷いが生じてしまうけれど、
自分と他人の垣根を取り除いたところに、真実が見えてきます。
それに気付くことが大切なのだ、という捉え方で良いでしょうか?
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1217498997
●『森信三一日一語』(1月1日)
「人生二度なし」
これ人生における最大最深の真理なり。
森 信三(通称しんぞう)
(1896年(明治29年)9月23日 - 1992年(平成4年)11月21日)
日本の哲学者・教育者。
愛知県知多郡武豊町に父・端山(はしやま)俊太郎、
母・はつの三男として生まれる。
2歳で岩滑(やなべ、現在の半田市)の森家に養子に出され、
以来森姓となる。
1920年(大正9年)広島高等師範学校英語科に入学、
福島政雄・西晋一郎に学ぶ。1923年(大正12年)、
京都帝国大学哲学科に入学し、主任教授西田幾多郎の教えを受け、
卒業後は同大学大学院に籍を置きつつ天王寺師範学校
(現大阪教育大学)の専攻科講師となる。
森はその生涯から「人生二度なし」の真理を根本信条とし、
「全一学」という学問を提唱した。「全一学」とは、
・東西の世界観の切点を希求するもの
・宇宙間に遍満する絶対的全一生命の自証の学
・世界観と人生観との統一の学
など12項目以上の定義にもとづくもので、
要約すると「宇宙の哲理と人間の生き方を探求する学問」となる。
森はこれらの思想をもとに全国各地で講演を行なうとともに
自ら実践を重ね、日本民族再生に大きく働きかけた。
人間の一生(読み人知らず)
職業に上下もなければ貴賤もない。
世のため人のために役立つことなら、
何をしようと自由である。
しかし、どうせやるなら覚悟を決めて十年やる。
すると二十からでも三十までには一仕事できるものである。
それから十年本気でやる。
すると四十までに頭をあげるものだが、
それでいい気にならずにまた十年頑張る。
すると、五十までには群を抜く。
しかし五十の声をきいた時には、
大抵のものが息を抜くが、それがいけない。
「これからが仕上げだ」と、新しい気持ちでまた十年頑張る。
すると六十ともなれば、もう相当に実を結ぶだろう。
だが、月並みの人間はこの辺で楽隠居がしたくなるが、
それから十年頑張る。
すると、七十の祝いは盛んにやってもらえるだろう。
しかし、それからまた、十年頑張る。
するとこのコースが一生で一番面白い。
日本は、かつて、賢人だらけだったのか‥
安岡正篤一日一言(名言) 10月14日 感 動
今日、10月14日が誕生日の堺 雅人さん
ココ・シャネルの生きる言葉、名言、バッグ(29)
10月13日誕生花シモツケの花言葉