安岡正篤一日一言7 11月18日 二宿・三昧
二宿
御互に心して、二宿を去ろう。
二宿とは宿便と宿慝(しゅくとく)のこと。
いかなる医師もこれに異論はない。
国運、民生も同じである。
*宿慝とはかくれた罪過の固まり。
人間は 結局この二宿で死ぬ。
三昧(さんまい)
お互いに三昧を心がけよう。
現代生活の一大悪弊は、諸種の散乱である。
心体寂静、邪乱を離るゝを三昧という。
一心不乱、三昧の力は偉大である。
三昧の読み方・意味・使い方
*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言
六中観 [正篤 ]
忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
意中 人有り。 腹中 書有り。
甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す
亀井老契 座右
「私は平生窃(ひそ)かに此の観をなして、
如何なる場合も決して絶望したり、 仕事に負けたり、屈託したり、
精神的空虚に陥らないように心がけている。」と。
安岡 正篤(やすおか まさひろ)
1898年(明治31年)2月13日-1983年(昭和58年)12月13日)
陽明学者・思想家。
安岡には政界だけでなく、財界にも多くの心酔者がおり、
三菱グループ・近鉄グループ・住友グループ・東京電力など
多くの財界人をも指南していたとされる。
終戦時、昭和天皇自身によるラジオ放送の終戦の詔書発表(玉音放送)に加筆し
原稿を完成させたことから皇室からも厚い信頼を受けていた。
数々の伝説を残し、政界・財界・皇室までもが安岡を頼りにしていたことから
「昭和最大の黒幕」と評される。
安岡正篤一日一言 心を養い、生を養う
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人物を修める [ 安岡正篤 ]
・成功とは、情熱を失わずに失敗を重ね続けることである
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