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カテゴリ:恋愛
あとがき: これを書こうと決めた当初は、ほんの1,2回程度だろうと考えていましたが、書いているうちに当時の自分が今の自分に乗り移ったように、当時の楽しい切なく空しく情けない気持ちがこみあげて、キーボ-ドを叩く手が止まりませんでした。 書いていてまず驚いたことは、そんな何十年も前のことをどうしてそんなに鮮明に細部にわたるまで記憶しているんだろう、という事実です。 特に付き合って間もない頃のことは、書いている途中でどんどん頭から飛び出してくるような、奇妙な感覚に襲われました。記憶の糸を手繰っていくと、スルスルっと記憶の束がストンと頭の中に落ちてくる感覚なんです。 ですから、そのころの甘くて若々しいけど艶やかな出来事は難なく思い出せました。それだけではなく、自分がその頃の「僕」になって、「僕」を演じているような錯覚というか、ドラマの中で彼女と共演しているような摩訶不思議な気分になれたのは、喜び以外の何物でもありません。 一方で、それ以降の場面では結構記憶が途切れており、会ったのにその時の記憶に季節感がない(何月ではなく季節さえも思い出せない)、或いは別れた時の情景は思い出すものの、何を話したのか記憶にないという有様で、かなり苦労したのも事実です。 何はともあれ、完結出来て良かったです。 次作 : 次は自伝ではなく恋愛小説です。 実はもう書き始めています。 登場人物はある程度決めていますが、スト-リ-は正直途中までしか考えていません。 よく言うプロット無しという書き方です。 一端の物書きみたいなこと言ってますが、小説を書くのはこれが初めてです。 前回書いたのは、自伝又は私小説的なものなので、記憶を手繰っていけば物語になりましたが、創作つまり新しいものを作り出すことは全くの別物だと思います。かなり無謀なことをやっています。自分ながら恐ろしいです。 もしかすると、途中でどう物語が転がっていくのか分からなくなり、暗礁に乗り上げにっちもさっちもいかなくなることもあるかもしれません。 現在は3話目を書いているところですが、10話ほど出来上がってある程度いけるという自信がついてくれば、アップするつもりでおります。上手くいけばですが。 このブログで紹介できるのはもうチョッと先になるかもしれませんが、頑張ってみますのでまた読んでいただけると嬉しい限りです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.01.17 04:30:35
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