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カテゴリ:LIVEレポ
10月16日(日)、渋川総合運動公園にて、小さな小さな、手作りの野外音楽フェスが開催されました。
これは、渋川に住むあるバンドマンが、「フェスをやりたい!」という妄想に駆られて、私費を投じて少しずつ機材を買い集め、地元の人脈を駆使して仲間を集め、ようやく今年プレ開催にこぎつけたものです。 かくいう私もその情熱に感化されて、「面白いじゃん!」と協力。ゆるーい実行委員会にも加わって、ゆるーく開催。 でも、実行委員会に集まったメンバーはですね、そりゃあもう渋川の街中に生まれ育った濃い~渋川人ばかりですよ。そして皆、音楽が好きで、楽器を弾いて歌うのが大好きなんです。よくまあこんな狭い地域にこういう人たちが育って住んでるよなあ。不思議です。 朝、7時40分、その妄想に駆られた張本人のヒデさんのお店に集合。機材やらテントやらを積み込みます。私も実家から軽トラックを借りて集合。軽トラにマーシャルとフェンダーとギブソン積んで早朝の伊香保街道を爆走!シュールな光景ですね。 8時20分くらいでしょうか、現地到着して、機材のセッティングです。ようやく10時過ぎに組み上がって、今度はリハ。でも、先月、小野上公民館で我々のバンドを実験台にPAの調整を行ったはずなのですが、見事にうまくいきません。結局一からやり直すような形になりました。やはり環境が異なるとPAは全く違ってしまうのですね。でもなんとか12時の開演に間に合いました。 まずトップバッターで登場したのはMUDDY高橋。夜の渋川にいけば酔っぱらってギター弾いて歌うMUDDYさんを知らない人はモグリだ!地元に根付くブルースマンMUDDYさんの歌はなんだか素朴で切なくって、このフェスのトップバッターに相応しいミュージシャンだと思いました。先日ノーベル文学賞に選ばれたボブ・ディランを彷彿とさせるなあ。風に吹かれても歌ってくれましたしね。 ![]() 2番手はNON POLICY。フェスを立ち上げたヒデさんのバンドです。最初の2曲はヒデさんがドラムになって、普段のドラムをやってる方がギターとヴォーカル。クラプトンのWonderful Tonight、ビートルズのSomethingをやってくれました。テレキャスターの素直な音とプレイが素敵でしたねえ。その後は本来の編成に戻ってのライブです。リードヴォーカルのエリさんはとても伸びやかな良い声をしています。 ![]() ![]() ![]() 3番手はシナモンシュガー。この2人組も素晴らしいですよ。マリエちゃんのヴォーカルは本当にほんわかしていて、よく通る素敵な声の持ち主です。アマチュアの女性ヴォーカルは歌謡曲っぽくなってしまうことが多いのですけど、彼女の歌は本当にこういう音楽に合う声だと思います。そしてギターのすけにゃん。彼を見ていると、もうジャック・ホワイトにしか見えなくなってきました。ギターが上手いのは言うことなしで、そのロックな風貌がめちゃくちゃカッコいいです。 ![]() ![]() 4番手はパニッシャー遥人。現役高校生ラッパーです。今回は3人でフリースタイルラップをやってくれたのですが、これが素晴らしかった!全部アドリブだからね。フェスには若いやつらに出てほしいという思いがあって、まさに大正解!こういう新しいスタイルの音楽と若さがやっぱり必要なんだよ。才能あふれるステージだったなあ。 ![]() そんなことで、水沢山のふもと、晴天に恵まれた最高のロケーションでフェスが行われました。長くなるので今日はここまで。続きは後日アップします。 なお、写真はフェスの実行委員長でもあるプロカメラマンの吉井さん撮影によるものです。さすがでしょう? 最後は私が撮影した写真を。いかに良いロケーションかよくわかると思います。 ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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