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嗚呼!哀愁の我が音楽人生

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2017.02.09
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カテゴリ:LIVEレポ
自分の小遣いで初めてLPレコードを買ったのは中学3年生のときです。1986年。
1枚目は当時ヒットしていたJOURNEYのRaised On Radio。
それからJOURNEYのことをもっと知りたくなって、遡って買い足していきます。
人生で2枚目に手に入れたLPは1983年リリースのFRONTIERS。
そして3枚目は1981年リリースのESCAPE。
もちろん今でも大事に持っています。


このたびJOURNEYがツアーでやってきて、なんとESCAPEとFRONTIERSを全曲完全演奏するという特別なライブを行うというではありませんか。
多感な青春時代に聴いた音楽は今でも忘れられないし、もう両方のアルバムとも曲順からすべて頭に入っていますから、武道館のチケットをゲットして楽しみに行ってまいりました。

2月7日(火)、群馬の寒さに比べれば屁の河童よとなめていましたが、この日の東京は冷たい風が吹いていて寒かった・・
武道館正面です。


定刻6時に入場です。チケットは幸運にもアリーナBブロック。


頭上を見上げると日の丸が。武道館ですね~(しみじみ)。


入場ゲートで、こんな冗談めいたグッズを配布していました。カイロですよ。


ステージ両側のスクリーンに「JOURNEYトリビアクイズ」なんてのが写し出されていて、待ち時間も楽しく過ごすことができましたね。そうこうするうちにお客さんも増えてきました。でも結局2階席の両ウィング、一番後方はちょっと空いてましたね。当日券も売り出されていましたから、満席にはならなかったようです。ネットで調べると、前日6日の武道館は満員御礼だったようですね。

定刻をほんの少し過ぎてライブスタート。完全再現と謳ってのとおり、ESCAPEアルバムのオープニング、超定番曲Don't Stop Beleavin'から始まります。そしてもう私にとってはお馴染みの曲順でアルバムのとおりにプレイ!
今回のライブで特筆すべきは、ドラムにスティーブ・スミスが復帰したことです。そう、スティーブ・スミスこそがバンド全盛期を支えたドラマーだし、ESCAPEとFRONTIERSでもスティーブ・スミスが叩いているのですから、メンバーとして当時と異なるのは、Voがスティーブ・ペリーではないことだけです。しかしスティーブ・ペリーに勝るとも劣らないと評判のアーネル・ピネダが取って代わっているわけですから、現時点において求められる最強の布陣だと思います。。が...
何で「が...」なのかはもう少ししたら書きます。

ドラムが交替するということが、これほどまでにバンドサウンドの印象を変えるのかと、まずは驚きましたね。私がJOURNEYを始めてみたときは、もうスティーブ・スミスはバンドを離れていて、ディーン・カストロノヴォでした。ディーンは典型的なハードロックドラマー(もちろん凄腕です)でしたが、スティーブ・スミスはジャズ・フュージョンの下地を持っているドラマーです。レギュラーグリップで叩いている!そしてすごくグルーヴィな印象。往年のJOURNEYの雰囲気が少し戻っていると感じましたね。すごく良い印象です。初めて見たスティーブ・スミスに終始感動しました。ライブ最後のメンバー紹介で、アーネルが、Steve "Machine Gun" Smith!!と彼を紹介したのも嬉しい驚きでした。だってJOURNEYのライブアルバムCAPTURED(これも大好きなレコード!)でも同じように彼を紹介していたから!

ESCAPE完全再現で感じたのは、B面3曲目Dead Or Aliveでアーネルが脇に引っ込み、サポートメンバーのキーボーディストが登場、彼が歌ったのには驚きました。たぶん推察するに、アーネルには出せない音域なのでしょう。オリジナルではスティーブ・ペリーの素晴らしい超絶ハイトーンヴォイスを堪能することができるナンバーなのです。
アーネル・ピネダを擁して大復活を果たした彼らの来日公演をずいぶん前に見たときは、本当に驚いたものです。スティーブ・ペリーそっくりだし、そして時にそれを超越する歌唱力を聴かせたので、もう圧倒されっぱなしだったのですが、前回、そして今回の来日公演で、少しアーネルの声質が変わってきたのを感じたのは私だけなのでしょうか。高音が出なくなってきているのかな..その後も何度か奥へ引っ込んでいました。たぶん喉を休ませる必要があるのでしょうね。
さて、ライブはESCAPE全曲が終了し、次なるFRONTIERSへ。ESCAPEというアルバムは全編キャッチーで、それこそ捨て曲なしの名盤ですが、ちょっと心配だったのがFRONTIERSは非常に硬質で難解な曲が多いということです。特にB面は変拍子が続いたり、ハード&プログレッシブという印象が強くなります。たぶんライブでもあまり演奏されていないのではないでしょうか。特にアーネル加入後は。
恐れていたことが起こりました。B面2曲目Troubled Chiledの出だしで音が合わず、演奏をやり直すという珍しい場面に遭遇しました。曲名が災いしているのか、いきなりのトラブル!そしてもっと恐ろしい出来事が発生です。これはやばいですよ。
Troubled Chiledは3拍子?的なちょっと不思議な拍子の曲なのですが、なんとアーネルが歌い始めてすぐにVoが1拍ずれてしまったのです。ニール・ショーンはすぐにドラム近くに寄って、スティーブ・スミスとともに立て直しを図ろうとしますが、肝心のアーネルが修正できずに、とうとうサビまで1拍ずれたままいってしまったのです!あわわ~これは見ている私のほうが慌ててしまいました。いったいどうなってしまうんだろうと、武道館のお客さんも異変に気付いているようで、妙な雰囲気が立ち込めていましたね。サビに入ってようやく立て直せたのですけど、もうドキドキものでしたよ。なおこの日のライブは収録されてWOWWOWで放送されるとのことですが、これどうするのかな...放送事故といってもいいくらいだよな。
その後も何だかキメが合わなかったりすることがあって、やはり1夜限りというのはリハ不足もあるのでしょうね。微妙な後半になってしまいました。
アンコールもマニアックな未発表曲La Raza Del Sol!そしてラテン的リズムの流れで長ーいインプロヴィゼーションタイムに。これは普通のお客さんには苦痛だったんじゃないでしょうかね。JOURNEYというバンドの出自からすれば、元々はこういうジャムを主体としたバンドだったのだし、SANTANAの系譜から分かれてきたバンドですから、私としては非常に興味深いものがありましたけどね。Anyway You Want Itとかを求めていたお客さんがほとんどだったのではないでしょうか。
最後、アンコール2曲目でようやく耳に馴染んだドラミングが入り、安心したところでまた事件です。たぶんニールのギターにオクターヴァ―のエフェクトがかかったまま外れないようなのです。また最後の最後でトラブル発生です。たぶん裏方のほうで対処しているのでしょう。それまでまた長々とセッションめいた演奏が続きました。おかしなコール&レスポンスを求められたりして、私としては心底寒からしめる時間でしたね。ようやくギターサウンドが正常化して、Lovin' Touchin' Squeezin'。ようやく閉まりました。19:00スタートで終了は21:20頃でしょうか。長かった!疲れました!
しかし、プロのライブでこれほど派手なミスを目にしたのは初めてでした。ある意味貴重な経験をさせてもらいましたよ!楽しめました(笑)。





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Last updated  2017.02.10 21:01:38
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