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カテゴリ:The AcceleratorS
2月19日(土)午後からのスタジオリハに備えギターの弦交換。
今回はSGで臨みます。 まずは古い弦を外し、ネックにオイルを塗布。ローズ指板には必須ですね。 ![]() しかしこのSGも20年以上の付き合いになりました。だいぶ塗装も薄くなって貫禄が出てきたなあ。 ![]() 最近のお気に入り弦はGHSです。ピッチも安定しているし張りのあるブライトな音がします。持ちも良い。ちなみにバンマスは最近SITがお気に入りだとか。 ![]() 巻き方も最近はアコギ風に、ギブソン巻とかマーティン巻といわれる方法を採用しています。 ![]() おもしろい事件が。3弦のパッケージを開封したら、なんと2本入ってました。こんなことあるんだなあ。当たりでしょうか?でも3弦なんて切ったことないからなあ。というかおそらくアクセラ結成してから弦を切ったことは一度も無いと思います。 ![]() そんなことでスタジオ。 SGをマーシャル1974xで鳴らします。この日はFUZZのノリがとても良かった。でもまだやっぱりこのアンプでのプレイに慣れていない、使いこなせていないですね。もっともっと使っていかないと。 ![]() メンバーの様子。みな元気で何より。 ![]() 今回の課題、やっぱり感染対策でマスクしているし、マイクに不織布かぶせたりしているためか、Voとバンドサウンドのバランスとりに苦慮しました。 ![]() さて〆はHurryの愛するアルバム100選です。 【56枚目】THIN LIZZY / BAD REPUTATION (1977) ![]() THIN LIZZYを知ったのは1991年頃だったと思います。1984年に解散していますからもちろん後追いです。Voのフィル・ライノットという名前に引っかかるものがあって、ああそうかと思い出したこと。 それは私が初めて自分のお小遣いでかったLPレコード、JOURNEYのRaised On Radioがリリース前に亡くなったフィル・ライノットに捧げられていたのです。日本語解説の最後にもそのことが触れられており、中学生だった当時の私の脳裏にしっかりと残っていたのですね。 HR/HMの範疇で語られることの多いTHIN LIZZYですが、聴けば聴くほど曲調といいフィルのヴォーカルスタイルといい、ハードロック色よりもトラッドでフォーキーな下地を感じさせるのです。何だか物悲しくて懐かしい感じ。いいよなあ本当に、リジイは。。後追いしたバンドでは最も好きかもしれません。 そんな彼らの作品群でも一番のお気に入りが今回紹介するBAD REPUTATION。ツインリードの黄金時代を築いたギタリストの一方、ブライアン・ロバートソンが途中脱退し、バンドとしては少し不安定になった時期の作品です。そのためギターの録音のほとんどはもう一人のギター、スコット・ゴーハムの手によるもののようです。しかしそんなことはどうでもよくて、オープニングの#1 Soldier Of Fortuneから炸裂するメロディアスで流れるようなツインリードギターのハーモニーにやられます。#4 South Boundなんぞは何度聴いても涙がでそうになる素晴らしいツインリード。とてもハードロックバンドとは思えない#5 Dancing In The Moonlightを聴けば、本当に月の光を浴びてステップを踏むダンディなフィル・ライノットが目に浮かぶのです。後半では#8 That Woman's Gonna Break Your Heartが秀逸。優しさとダンディズムとメロディに溢れた傑作です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.02.20 18:45:56
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