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2005年06月06日
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カテゴリ:まつげさん

ふぇふぇふぇ しょうこりもなく第4回っすw ま~てきとうに読み飛ばしてくださいっすw コメントとかも無理に書かないでいいっすよw もらえるとそりゃうれしいっすけどw 結構私小説みたいなもんだから、付け辛いっすよねww ちなみに読むのめんどうな人は数回あとの最終回だけ読んでも意味通じると思うっすw
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午前1時のまつげさん
-4- 16才と21才
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まつげさんが急に現れたり、いつの間にかいなくなったりという事ははじめてじゃないし、もともとそうゆう人だ。挨拶もなしに急に帰ってしまった事ははじめてじゃない。メイドのサオリの言葉も気になったけど、そもそも僕はまつげさんの事をほとんど何も知らない。どこに住んでいるとか、どんな交友関係があるとかも知らない。もう知り合って、数ヶ月だし、どんどん会う頻度はあがるどころか、このところは毎日だった。今日はクリスマスだけど、12月はほとんど毎日夜中にいっしょにいる。昨日のクリスマスイブは僕の方が珍しくいなかった。高校の友達たちと約束があったからだ。

「昨日いなかったね」

今日、そう言われたくらいだから、おそらく昨日も僕を訪ねてきたのだろう。
そうーまつげさんは基本的には僕に一方的に会いに来る。もちろん僕は彼女の住所も電話番号も知らないわけだから当然だ。何度か聞いてみたけど、何故かまともに答えてくれない。
僕は4階建ての団地の2階に住んでいた。鍵を忘れた時とか何度か試した事があるんだけど、ベランダづたいに2階まで登って、鍵の開いた窓から自分の部屋に入るのは、対して苦はない。それほどの高さもないので、もし誤って落ちたとしても、おそらくたいした怪我はしないだろう。まつげさんもたまにこの方法で、僕の部屋に夜中にしのびこんできた。でも、ふすまでしか仕切られていない部屋だから、親に見つからないかいつもドキドキしていた。たいがいは、窓に小石を投げられて、その音を合図に僕がそっと外にでるようにしていた。思えば、よくガラスが割れなかったものだ。
一度だけ、昼間にまつげさんに会った事がある。渋谷のマクドナルドでまつげさんが働いているのを偶然 発見してしまった事があったんだ。夜の魔女の様な格好からは、想像もつかないほど、かわいい感じで働いていた。髪形も変えていたし、たいてい赤いメガネをかけていた。一見するとまつげさんじゃなくて、普通のバイトのお姉さんにも見える。僕は発見したのがうれしくて、話しかけたんだけど、まつげさんは僕の事を(たぶん)迷惑そうに無視していた。それからまつげさんに会いたくて、毎日のようにマクドナルドに無駄に通ったんだけど、その後まつげさんが現れる事はなかった。だけど、夜中にまつげさんに呼び出される頻度はどんどん上がっていった。その頃の僕は勉強から逃げ出したい気持ちも多かったので、だんだんまつげさんと会うのを心待ちにするようになってきた。
まつげさんの事で知っている事といえば、年齢と誕生日くらいだ。それは二人で新宿の路上で占いをしてもらった時に、発覚した。どう見てもその路上の占い師よりも、はるかにまつげさんのほうが占い師みたいだったけどね。誕生年から逆算すると、まつげさんの年齢は21歳だった。おそらく16歳の僕にとって21歳のまつげさんはえらく大人に見えた。話してくれる事は例え普通の事でも、なにもかもがおそろしく新鮮で刺激的だったと思う。僕にとってはやっぱり年上の彼女ができたみたいに思えたし、今まで女の人とふたりきりで、こんなにいっしょにいた事はなかったから、やっぱりうれしかった。それに姿形は、あこがれのあの人といっしょなのだし。最初は強引で、自分本位なまつげさんの性格にたじたじしていたけど、もう慣れたし、なんだか従うのも快感だった。

もしまつげさんがまた、知らないうちに帰ったなら、僕も帰ろうかと思った。でもそうではなかった。今までになく観客がざわめきだしたと思ったら、ものすごい歓声があがった。
なんと、舞台には 黒いロングドレスに身をつつんだ まつげさんが現れた。布で作った竜の上にのっていた。たぶん竜の中には人が数人入って動かしている。そしてまわりで8人くらいの男たちが膝をついて、まつげさんに祈りを捧げ、あがめる。その姿はまるで、卑弥呼やクレオパトラの様な女王に見えた。スポットライトをあびた まつげさんの横顔は美しく、妖艶だった。それはステージやテレビで歌うアノ人そのものだった。
僕は混乱しはじめていた。まつげさんはいったい誰なんだろう。 僕にはやっぱりアノ人と同一人物としか思えない…。きっとそうなのだ。きっと噂に聞く二重人格なのだろう。でもだとしたら、何故僕なんかと? 僕はひょっとしてまつげさんに何か騙されているのだろうか。まつげさんが好きになって、抜けだせないでいるのだろうか。自分で自分がわからない狂いだしそうな午前一時。
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この時点では、もう僕は同一人物説を最有力に考えていたっすね。ただ僕のアイドルだったアノ人本人が、僕の前にいるというのも、かなり飛躍した事だと思っていたので、やっぱりものすごく似た別人かもというのも捨てきれないでいたっす。とにかく僕はいつの間にかどんどん、まつげさんに引き込まれていって、惹かれていったわけっすね>< 初恋ではないですが、リアルな意味で恋愛対象をもったのははじめての事だったと思うっす。 16歳のぶんさだ少年は次回 ついにその想いをうちあけるらしいっすよw ふぇふぇふぇ

というわけで またまた打ち合わせいってくるっすw土踏まずが最強に痛いっす>< 歳だね~w 土ふまずだけでも16にもどりてーっすT_T






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最終更新日  2007年07月11日 18時54分47秒
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