深夜、居酒屋がうるさすぎたので、どこかバーに逃げ込む事にした。
前からまぁちゃんが気になっていたという怪しい青いライトのバー。
まぁ「あんまりしゃべらないね。眠い?」
ブン「ううん?考え事。」
まぁ「駄目だよw人といる時考え事ばかりしたらw」
ブン「普通の事聞くけどさ。死んだらどうなると思う?」
まぁ「ん~…」
ブン 「例えばさ、天国に行くとか地獄に行くとか。完全になんにもなくなっちゃうとか。まぁちゃんはどう思う?」
まぁ「そうだね~」
ブン 「例えばさ。幽霊になってその辺にいるんだったら、空間は幽霊だらけって事だよね。人類の歴史が何万年?年間何人死ぬのかな。もう幽霊だらけだよね。」
まぁ「わたしはさ…。死んだ瞬間、胎内にいると思うよ。」
ブン「胎内?生まれ変わるって事?」
まぁ「うん。すぐ生まれ変わるんだよ。」
ブン「じゃ、明日の夕方に生まれて、明日1歳の誕生日を迎えた誰かの赤ちゃんはあーたんだって事?」
まぁ「うんそうかもね」
ブン「そだね。そうかもね…。」
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さっきはあーたんが好きだったピザを大量に注文した。
お供えのつもり。俺も少し食べたけど、食べきれないや
ユキハートさんがくれた二つのアロマポットは火を絶やさないようにして
オイルはレモングラス。花も買ってきたよ。
あんまり泣かないようにあーたんの好きなドラマをいっぱい見ながら仕事してるよ。
明日は一人であーたんの眠る富士山のふもとに行ってこようと思います。