015147 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

FX理論完全初心者ブログタブレット様

FX理論完全初心者ブログタブレット様

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

海くん4123

海くん4123

カテゴリ

カレンダー

フリーページ

バックナンバー

2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02

ニューストピックス

キーワードサーチ

▼キーワード検索

2009.09.15
XML
カテゴリ:FX
薬指の違和感追究は起源論からは座礁した。しかし、筆者にとってこの考察は無駄ではなかった。何故なら上記考察の中で筆者は、本違和感が、“薬”という言葉そのものから発せられていることに気付いたからである。そして、この観点からアプローチした結果、語そのものの発生学的分類をすればよいことに気付いたのである。
 つまりこういうことだ。“親”,“人指し”,“中”,“薬”,“小”と書いてきたとき、他の名が幼い子供の語彙力の範疇で理解できそうなものであるのに、“薬”は、そうした原始的,根元的な名詞ではなく、発生学的にもっと後期、文明が発達した後のものに属すると考えられるものなのである。
 これはそもそも、身体の各部位に冠せられる名称は、原始時代に既に使う必要に迫られていた筈であるから、そうした自然な命名法から逸脱している“薬”という名詞を冠している“薬指”は不自然ということになる。つまり、“薬”なる名詞からは“原始”が感じられないのだ。
 ぶっちゃけて言えば、“薬指”の妙に文化的な香りのする言葉であることが、他の四指との違いだったのであり、喩えて言えば、長屋暮らしで貧乏をしている下産階級一家の中から、三男坊が突如として東大生になるようなものである。そうした一家が囲むお膳は妙な緊張感を持ってしまうのであり、それと同じニュアンスが、手を広げてまじまじと見た場合の薬指と他者の関係に感ぜられてしまうことが、今回の違和感の本質だったのである。
 親指が酔っぱらって人差し指に迷惑を掛けるようなことをした場合、「やめろよ! 酔ってからむなんて最低だろ!!」とか叫んでしまう様なニュアンスが、この薬指から発せられていたのだ。こうなれば後はもう、「何! 親に口答えするのか。お前誰のお陰で大学行ってると思っていやがる。」となるわけであり、よせばいいのに、「僕は自分でバイトしてるだろ!」「んだと、今まで育ててやった恩を忘れやがって!」という風に雪崩れ込んで行くしかないのだ。
 手の指一家の家庭崩壊の危機は、どうして生じてしまったのだろうか。

 さて、こうして本論のそもそもの問題提起の意味は察して頂けたことと思うから、早速これについて考察していきたい。

 何故第四指に対して“薬”なる名称を冠したのかについては、前述したように、機能的理由からだと思われるのだが、そもそもなんで薬なのかと言うと、軟膏を塗るときの指だからというのがその由来らしい。「俺は人差し指で塗るぞ。」という意見は当然予想されるし実際そういう人の方が多いだろうが、百歩譲って考えてみると第四指を使って塗ることも無いではない。しかし、これは他の指の名称に与えられる意味の確定状況から比べていかにも弱い。ポテトチップスの隣には必ず牛乳が欲しいとか、主役メカのデザインは大河原邦夫にやらせろとかの様に、それは確定と言うよりは少数個人にとっての通念であり、大多数の他人から見れば、そんなのどうだっていいよと言う感想を持たれる程度のものなのである。
 では何故そうまでして薬指の名称にこだわっていたのかという疑問が湧くのだが、それを解決するには少し回り道をする必要がある。すなわち、他の名称で置き換えることが出来ないだろうかというものだ。

 指の命名方法には前述のように“形態的”,“機能的”の二種類が考えられるが、まず形態的特徴による命名を考えてみよう。
 位置を考えるとき、第四指というのは、中指と小指にはさまれた位置、つまり、場所を決定する際に他の指からの相対的位置を考慮しないと確定しない位置にある。非常に微妙な位置なわけで、竹島とか尖閣諸島の様に、断定的命名はし難いことになる。では、ということで長さを考えてみるが、中指ほど長くはなくさりとて小指ほど短くはないという、中途半端な位置づけである。(これは元々手の指が、親指と差し向かいでものをつまむことに適するように進化した結果である。試して御覧になるといいが、各々の指はそれ以上長くても短くても、親指と指の腹を合わせるには都合が悪くなるのである。)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014.11.04 14:10:41
[FX] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.