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2006.12.17
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カテゴリ:本と雑誌の紹介便


 今回の出張では主に新幹線を利用したのですが、名古屋から東京までの帰りの新幹線の中では、待ち時間の間にぶらっと立ち寄った書店で買った、 「シアトルの伝説のカフェ」 というタイトルの本を読んで過ごしました。


シアトルの伝説のカフェ 

 東京までのおよそ2時間の車中で一気に読み終えることができた本書は、20年以上にも亘って常に行列の絶えない、 シアトルにある一軒の小さな “伝説のカフェ” を舞台にした、 ビジネスと人生の指南書。 とても興味深く読むことができる、皆さんにもお薦めしたい一冊です。

 この本は、2004年3月に 「ビーンズ!」 というタイトルで刊行された単行本を改題 ・文庫化したものです。 私自身も改訂改題 (本文に加筆や修正を行って、さらに書名 (装丁も) を変えること) の経験がありますが、改題までするかどうかはいろいろと悩むところです。 


ビーンズ!

 本の場合には、読者の方が同じものを複数回買うということは一般に起こりにくいのですが、その本が日進月歩の内容を扱ったものであったり、常に最新の内容が求められるような場合には(科学や法律分野の本、資格取得のための本やソフトの解説本などがわかりやすい例だと思いますが) 以前の本がある程度売れているという条件のもとで改訂 (改題) 作業を行い、時代の変化に対応した内容の書を読者 (この場合の読者には、以前に買って頂いた読者も含む) に提供するということを行います。

 またもう一つは、 タイトルや本の装丁 ・判型を変えることで、 より多くの読者 (前の本とはまた違った読者層まで) を取り込もうという狙いを持って改訂や改題を行うこともあります。 皆さんは、 上の2冊の本を見比べてみて、どのような印象を持つでしょうか?

 これはあくまでも私自身の受け取り方ですが、以前の本がビジネス書としての香りが強く出ているのに対して、今回発売された書は文庫化して手軽に読んでもらえる形にしたと同時に、装丁やタイトルでカフェを舞台にした話であること、しかもそこが “伝説の” カフェであることを前に出したことでビジネスに興味のある人だけでなく、私のようにカフェという空間そのものが好きな人にも、「伝説のカフェって、どんなカフェなんだろう」 といった興味を抱かせるものにもなっていると思います。

 ブログも含めて、この本の内容を紹介したページはいろいろとあるようなので、ここではちょっと違った視点から紹介してみました。 これからカフェを開きたいと思っている人は、最近よく目にするようになった “カフェをオープンするための本” と一緒に読んでみるのもよいかもしれませんね。






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Last updated  2006.12.17 10:01:39
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