[和歌山の現状と将来について]の記事一覧 | アクセクスローライフ　　　　　　　　　　　　　　　　　～アランチャ流カフェ経営～

アランチャの周辺は、とっても風光明媚なところで、肥沃で農業に適したところ。

アランチャの周りには結構畑が残っています。海岸沿いの人気のある場所なので、不動産として人気があるのですが、畑に適した肥沃な土地なので、営農意欲のある農家さんも多いこともあり、15年前に新しい道ができてからも急激には都市化されていません。バブルのころは、マリーナシティができ、その運営会社の松下興産が、沿道の土地も買い取り、一体開発するという話もあったそうですが、バブルの崩壊と農家さんの反対もあったようで、手付かずでした。そして、少しずつお店ができ、マンションや宅地ができ現在に至っています。今思えば、松下興産が開発を行っていれば、アランチャも存在しなかったかもですね。そういう経緯があってか、せっかく海沿いの景色の良いところなのに、県や市がこの和歌山らしい土地を、しかも比較的便利なこの土地を生かせていません。もっと活用すべきでは？　と思います。それでも、当初は、気合が入っていたようで、ビーチを整備し、やしの木を植え、立派なビーチハウスを建て、立派な歩道も車道をつけ、景観規制もあったそうです。それにもかかわらず、ビーチにトタン屋根の海の家を許可して、ビーチに電柱を立て電線を引くなんて、どんな景観規制なんだろうとおもいます。また、立派な街灯もついているのですが、アランチャの前の街灯がついているのを10年間一度も見たことがありません。ひとつおきにしかついていないんです。以前港湾局に聞いたら、周辺の住民の安眠妨害になるからだとか。＞＞＞アランチャ以外の建物はありませんけど！！！＞＞＞しかも誰も住んでいませんけど！！！＞＞＞はっきり言って、税金の無駄使いですよね。もっと有効に投資をして欲しいものです。　街灯を半分しかつけないんだったら、設置数自体半分にできたはず。そして、その費用で他のことができたはず。和歌浦もそうだけど、せっかく和歌山の顔になれるはずの良いところなのに、また、途中まで力を入れかけたのに、放ったらかしはもったいないと思います。「農」と「住」と「遊」と「快」が共生して、発展して欲しいですね。

久しぶりに和歌山市の中心街をぶらっとしてみました。そして、この街の将来のことを考えてしまいました。

和歌山市の中心街「本町」あたりを久しぶりに歩いてみました。関西他府県の人なら「本町」といえば、御堂筋の本町をイメージするでしょうが、ここ和歌山の人たちは、和歌山城の北側の商店街のことを本町って呼びます。特に昔「丸正百貨店」があったあたりが一番栄えていて、そこが本町2丁目なので、「2丁目」って呼ぶみたいです。僕は、店を開店する前まで長いこと大阪にいたので、「本町」とか「2丁目」って言われてもいまいちピンときません。子供の頃からよく行ってたのですが、、、、なんて呼んでたんでしょうね？「丸正」って言ってたかも。。。話がずれましたが、ちょっと(1年くらい)来ないうちに、また変わっていました。「どんどん変化し続ける街」だったらいいんですが、、、驚いたのが、学生時代によく行った映画館「築映」とビブレ(元サティ)が、建物ごとなくなっていたのでした。。。閉めたっていうのは聞いていたし、閉まっている姿も見ていたのですが、建物がないとさらに寂しい感じがします。郊外にシネコンやショッピングモールができたので、中心街には大型店舗も映画館もなくなっちゃいました。特に和歌山は車社会なので、郊外の方が便利だからねえ。大丸もあったのですが、どんきほーてに変わって、一気にイメージも変わってました。。。ただ、去年は寂しい思いばっかりだったのですが、今年はちょっと新しい動きもありました。他の元映画館2館は、1つ(帝国座)はライブハウス、もう１つ(東映)は大衆演劇の劇場に生まれ変わっていました。また、東映の上にあったホテルは、「BEST WESTERN HOTEL」になっていました。アメリカでよく見たホテルチェーンですが、日本に上陸していたんですね。また、丸正百貨店も、別の施設に生まれ変わる工事をしていました。繁華街のとなりのオフィス街でも、銀行などの合併で店舗が減り寂しくなっていたのですが、新しいビルが建築中でした。ちょっと和歌山も良くなるんでしょうか？　相変わらず、個人商店の多い「ぶらくり丁」は、シャッターの下りた店もちらほらあったし、まだまだ厳しいですね。やっぱり駅から遠いこの立地だと難しいんでしょうか？　昔は「ちんちん電車」が走っていたので、かなり賑やかだったらしいです。また、今「路面電車」が見直されているから、ぜひ走らせるべきです。環境にもやさしいし、お年寄りにもやさしいし、観光客にだって便利だし、、、、採算が合わないんだったら、山奥のほとんど車の走らない立派な道路を作るのやめて、鉄道会社の赤字補償とかに回せばいい。まず、県で最大の町「和歌山市」の中心地を便利で活気のある街にしないと、田舎にいくら金をかけても、みんな大阪や東京に行っちゃうよ。せめて近くに「そこそこ」の街があれば、県内他地域の人も、大阪に行かなくても和歌山があるからって思えるし。せっかく風光明媚で、歴史のある街なんだから、公共交通機関をもっと充実させて、環境にやさしい街づくりをすれば、もっと魅力が増し、観光客が増え、また住みたいって言う人も増えるんじゃないですかね。仕事や学校が大阪で、住むのは「海の近くの和歌山」って結構あこがれる人も多いと思うんですが。。。もうちょっと便利ならばね。いくらこんな事言ったって、行政は当てにならんし、空しいだけですかね。そろそろ僕もまた和歌山脱出したくなってきました。。。おっと！こんな弱気ではダメですね。和歌山の皆さん頑張りましょう！！

和歌山一の繁華街(だった？)ぶらくり丁も今では。。。

チーフと別れてから、ぶらぶらと「ぶらくり丁」へ。和歌山随一の商店街も、郊外や駅前に賑わいも移り、ちょっと寂しげ。老舗のデパート「丸正」がつぶれ、「大丸」「ビブレ」が次々撤退したから仕方ないかも。小さい頃から行くのが楽しみだったデパートや繁華街が懐かしいです。最近は、ダイワロイヤルやドンキホーテなどが進出したけど、いまいち賑わいが戻らない感じ。どうにかしたい気持ちはあるけど、僕の力じゃ。。。。思い切って支店でも出そうかななんて思っても、今の状態じゃリスクが大きいし。。。とみんな思っているんでしょうね。でも、いろんなお店が力を合わせれば、賑わいを取り戻せるはずなので、そんな気持ちの方が集まっているのなら、声をかけてください。てなことを考えながら、歩いていると目に入ったのが映画が大好きな僕としては、ショッキングな光景。郊外にできたシネコンに押されてつぶれたとは聞いていたけど、建物も取り壊すようです。松竹系の映画館「築映」。中学生の頃からここで何十本と映画を見たのに。。。寂しいです。シネコンより昔ながらの映画館の方が映画を見たって感じがして好きだったのに。最後にここで見た映画は何だったのだろう。。「ネバーランド」「華氏911」「マイボディーガード」「誰も知らない」あたり。はじめて見たのは、忘れもしないミアファーローの「ハリケーン」。あまりの迫力に感動し、それ以来映画館に通うようようになったのですから。ともあれ、ぶらくり丁を抜け、夜の繁華街「アロチ」を抜け、和歌山駅へ。駅前はそこそこ賑わいがありました。和歌山で一番地価が高い地点も、ぶらくり丁からこの駅前に替わりましたから。何年か前には近鉄百貨店も随分大きくなったし。やっぱり駅前は便利やしね。そういえば、昔「ぶらくり丁」のあたりも「ちんちん電車」が走っていたから、便利で、賑わいもあったのでしょうね。もちろん街中に住む人も多かったようやし。路面電車も最近見直されているらしいから、和歌山市も再導入したらどうですか？ということで、哀愁の散歩になっちゃいました。