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テーマ:尾瀬大好き(577)
カテゴリ:甲虫
至仏山荘の窓の手摺りにて
わたしは尾瀬に泊る時、ほとんどテントに泊りますが この日は、台風4号の襲来が予想されたため 前日、至仏山荘さんにお願いして、泊ることにしました 山小屋生活は、食事も作ってくれるし、お風呂も入れるし 快適この上ないのですが 時間に決めがあるので、ちょっと窮屈な気もします。 夕食に間に合うように部屋に戻り 外の様子を見ようと 窓を開けると手すりに、オオチャイロハナムグリが止まっていました ![]() 接写で撮影するのに、指で位置を動かしたりしていると何とも良い香りが漂う 17時前なので、灯火に来た訳でもないので 何故、ここにいるのか不思議な気もしましたが いつも尾瀬に訪れる私に会いに来てくれたオオチャイロハナムグリ ジックリと観察させてもらいました。 ![]() 良い香りは、首の下のボツボツから出ているのかな? 尾瀬の森に入れば、珍しい甲虫の仲間も見ることができると思いますが 国立公園特別保護区で自由に歩くことが出来ない尾瀬では そう目にする甲虫ではありません。 たまには山小屋さんにお世話になるのも良いなと思った一時でした。 オオチャイロハナムグリ(大茶色花潜) ●学名 : Osmoderma opicum Lewis ●目名 : 鞘翅目 ●科名 : コガネムシ科 ●名の由来 : 大きな茶色のハナムグリだから。 ●特性 : ・本州、四国、九州の極めて限定された地域に分布し、良好な自然環境の指標とされる。 ・体長30mmほどの大型のハナムグリ。 ・黒褐色で光沢があり、幼虫や成虫は麝香ような香がする。 ・幼虫は大径木の樹洞に溜まった腐食物の中で成長する。 ・成虫は7~8月に発生。 ・成虫は、花や樹液にも集まらず、発生源の樹洞からあまり離れずに生活する。 ・日本固有種。 ・環境省カテゴリ:準絶滅危惧(NT) ・群馬県:絶滅危惧2類 みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ ------------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、尾瀬トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 ![]() 『あなたに、まだ、見せてない風景があります』嬬恋村インタープリター会 ![]() みんなの尾瀬を みんなで守り みんなで楽しむ ![]() ![]() ![]() このブログのホームに戻る ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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