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カナダ体験記:バンクーバーでカナダワーキングホリデー留学カウンセラー

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2006年10月16日
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カテゴリ:カナダ語学留学
普段はカナダバンクーバーダウンタウンの事務所でカナダ留学生の進学相談やホームステイ先でのホストファミリーとテナントの揉め事の調停に当っている。すると人間の頭脳はコンピューターと違って現実の処理だけで一日を終了する事に対して異議を申し立てる。

つまりDVDで宮崎俊監督の映画を見るか、日本の歴史や司馬遼太郎さんの小説を読むか、CDでミクロス ローザのベンハー序曲かエルシド序曲のどれかを2時間くらい聞くかしてやっと床に就く。そうしないと心の平衡を保つ事が難しい。

私は上記の三つの儀式で心の平静を保てるが、わたしの事務所のパートナーは庭いじりをすれば心の安定が得られるとの事で、バンクーバーの家の広い庭の木の枝をハサミで整えたり、芝生をローンモールの機械で整髪したり、植木屋さんで花や潅木を買ってきてせっせと植えている。

片やアメリカのデンバーにいる日本人の友人で小学校の先生をしているS子さんは、今日もE-mailで「イエスキリストに栄光を与える事」が人類の生きている目的だと書いてくれた。つまりこの友人はパラダイスにいて人類に愛を降り注いでいる青年イエスの霊を想像することで心の平静を保って自殺を考えないで生きている事になる様だ。

それでは日本の小学校の子供達は何で心の安定を得ているかと言うと同級生を「いじめ」をすることで1日を無事終了させているらしい。

昨日、キャベツと造船でご飯を食べている愛知県豊橋市から来られたお母さんが「娘をカナダのビクトリア市に今年8月の1ヶ月間短期留学をさせた。しかしその事が小学校の同級生に漏れるとイジメの対象にされる。その為留学を内緒にしていた。」と言われて驚いた。そこまで来ている。

今時の日本の小学生は同級生のササヤカな1ヶ月カナダ留学と言う行為さえ許せないと攻撃を加えねば心の平静を保てないまでに現実に追い詰められている。偏差値と言う怪物、1980年代に受験塾が商売の道具にでっち上げた「ブドウ絞り機」「グーテンベルグ印刷機」の様な圧縮装置の高圧下の葡萄や紙の様にぺッタンコに押しつぶされている日本の小学生の異様な心象風景が見えた。

自社の社員に実力主義などと言いながら、現実には新入社員を採用する時は、書類選考の段階で有名大学以外の大学卒業生の履歴書をゴミ箱に掘り込んでいる日本の巨大企業の偽善。面接にも呼ばれない二流三流校に落ちこぼれない為に、日本の親は偏差値を道具にする巨大塾と言う溶鉱炉に子供をくず鉄の様に金と共に投げ込んでいる。

幼稚園のわが子を一流大学付属小学校に入れるために、フライトアテンダントの接客態度をコピーさせる事を売り物にした「お受験塾」にわが子を放り込む狂想曲日本。そんなことを幼稚園入園の6歳から大学卒業の22歳までやっていれば絶対に発狂する。

発狂した狂人の集団である小学校から高校までの収容所は『学級崩壊」『学校崩壊」と呼ばれる。崩壊ではなく受験と言う現実しか存在しない授業内容。夢、空想の世界と言う心の逃避を許さない授業内容を生徒に教えるから正直に気が狂っているだけだ。先生が毒を生徒に食わせて生徒の心が死んだのに、先生が何故死んだのだと死体を前に頭をひねる新喜劇。

それを解決する処方箋はあるのか。
あると思う。まず優良会社、優良学校、優良塾などは存在しないと知るべきだ。その日本の常識をぶっ壊す事。その虚構に気ずく為に日本を脱出して海外を放浪する事がまず第一歩。その日本脱走の道具としての英語英会話を小学生の1年から学ぶ事。

英語を小学校から教える事の是非論が今ありますが、日本のお金持ちは口では何と言おうと自分の子供は小学校中学校時代から海外留学させています。英語は自動車や家と同じ様にこれからサバイバルする為の最少に必要な道具です。民族の生き残りではなく個人の生き残りが英語にかかっているのです。

荒野の呼び声と言う旧約聖書のユダヤの複数の預言者の言葉があります。
「都会に居住すれば腐敗堕落が必ずあなたなたの心にやってくる、生き残る為に荒野に逃れよ」と警告を発している。この都会を日本に荒野を海外に置き換えれば古代の警句が今の世に蘇ると思う。

海外の荒野には山と森と湖と夜空の星があります。日本の都会にはアスファルトとコンクリートがあなたを取り囲んでいるだけ。人間は水で出来た生物ですから前者でしか生きられないのです。また自然を通して空想の世界を頭に描く時間的空間的余裕があります。

とにかく夜寝ている間に「荒野の呼び声」を心が命じたならそれを実行して下さい。生き残る為に。







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最終更新日  2006年10月16日 17時21分09秒



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