不当労働撲滅 宣言!!
僕は戦い続けます!!
皆さん日頃から、ご支援、励ましのお言葉、応援のお言葉等沢山頂きまして、有難うございます。昨年1月に起きた労働災害がきっかけとなり、会社側の僕に対する不当な扱いが始まりました。
今年2月、1年に及ぶ長い孤独な戦いを続け労働基準監督署、弁護士、ハローワークと関係する機関とも戦わなければなりませんでした 会社側は違法行為を犯していると確信し、数々の事実を労働基準監督署に訴えるも納得のいく対応を受けられず、問題の早期解決の為と依頼した弁護士は一息ついたら逃げ腰の対応、退社を決意し駆け込んだハローワークは前例が無いと僕の訴えを退けようとする。経験しないと知り得ない状況、苦しんだ挙句相談した機関に蔑ろな扱いをされて諦める労働者は少なくないはずと思い、今年2月7日にこのブログを開設しました。
僕の経験その時の心情、行動を書き記し、僕がどんな状況の中でどんな感情を持ち、どんな気持ちで関係機関に助けを求めたか、そしてその機関がどんな対応をしたのか。明かされる事のない労働問題の現状、たった一人で闘う労働者の叫びを伝える事で、多くの方が労働問題に関心を持ち不当労働を無くする為に動き出すのを願っています。
今国内では、非正規雇用者の雇い止めが当たり前の様に報道されています。これ一つでも正当になされていると思いますか。??答えは、NOです。雇い止めの前段階で非正規ではなく、正社員になるべき人が会社がその手続きを怠り、非正規のまま働かされて契約満了と辞めさせられている人が沢山居ます。
メディアではその大事な部分は、報道していません。また正社員でも便乗解雇の被害に遭っている人が沢山居ます。小さな会社で社長に直接頭を下げられて受け入れてしまった。とか、自分の売り上げ目標が上がらず会社に貢献していないから解雇になった。子供が出来、休みが多くなった事が原因で辞めさせられた等の話もよく効きます。お話を聞くと、全て不当解雇です。
また最近解雇者が出て、年度末も手伝い毎日22時過ぎまで残業だよ、なんて声も聞きました。それが2週間も続いているそうです。1日5時間残業を10日間以上続けているそうです。完全な違反行為です。残業は1週間で15時間まで、1か月で43時間までと労基法で決められています。それを知らずに働かされ、賃金を誤魔化されて働いているのです。不当解雇が、残された従業員に不当労働をさせる原因です。
労働者は、労基法や関係法令を知らなすぎます。(僕もそうでした。)不当を働く経営者が自分の首を絞めるような事を労働者に知らせるはずが有りません。労働者がそれを知り、労基署等に訴えても後の祭りです。(やったもん勝ちです)労基署は労働者の味方と僕達は勘違いしています。枡添厚生労働大臣は、国会の質疑の中で非正規労働者の問題の答弁の中で「労働基準局は労働者の味方です。困った事があったら何時でも相談に行って下さい。」と、大嘘を言っていました。
それは、僕が騙されたから言える事です。2年間に及ぶ僕の労働時間を証明する、タイムカードの写しと、同期間の給料明細の写しを労基署に持ち込み、それを出して労働時間の誤魔化しと時間外賃金の未払いが有るから、取り締まって未払い部分の支払いをさせてくれと訴えましたが、労基には支払わせる権限が無いと逃げ出しました。もちろん取り締まりも有りません。
労働問題は偶発的な物では有りません。全て人為的な物です。全て計画的な物です。そして取り締まるべき関係機関は、指導という言葉で問題をうやむやにし労働者をつぶして、解決したと胸を張っているのです。労働者は、会社から不当な扱いを受け、国の関係機関に潰されて我慢を強いられているのです。
行きつく所は、諦めです。そして僅かな労働者は諦めきれず、高いお金で弁護士を付け労働審判や訴訟に向かい解決の道を探るのです。でもそれが表沙汰になるのは、大手の企業と戦った労働者位でしょう。僕の様な小さな事件は、メディアに取り上げられる事は無いでしょう。
では、不当労働に対し何が必要なのか、僕が今まで経験した事から個人的に言えるのは、労働者はもっと労働に関する法律を勉強するべきです。労働者は、関係法令を知らなすぎます。労働者の盾となり矛となる関係法令の身近な物だけでも知ることで、自分を守る事が出来ます。
それでも不当な扱いを受けたなら、労働局や労働基準監督署に助けを求めるのではなく、関係機関の持っている権限を上手く使う事です。これらの関係機関とはうまく付き合う事です。これらの機関は司法権限を持っています。うまく使う為には、労働者側でそれなりの準備と武器が必要です。決して安易に経営者を捕まえてもらおうなんて考えないで下さい。職員は、メディアからさされそうな物は真剣に対処しますが、個人的な物はそこまで動こうとしません。これは、僕が地元の労働基準監督署の相談員から直接言われた事ですから間違いありません。「社会に大きく影響力のある物以外は、対処するのは難しい。」とね。
以上の様に、体験したからこそ言える事、それを書き続け、あなたにその時が来た時思い出してこのブログを見直してほしいと思います。あの時僕がこんな行動をしたら成功した、こんなやり方をしたら失敗した、じゃあ僕はこうしよう。みたいな感じで考えてもらえればいいと思います。僕の行動はすべて正しかったとは言いません。いくつかは、正しかったものもあると思います。
労働問題に悩む労働者、又はそのご家族、お友達等、皆さんにこの情報を上手く活用して頂きたいと思います。多くの不当な扱いを受けてる労働者が立ちあがり、関係機関に全国各地で訴え続ければ、いつかは、この世から不当労働をなくすことが出来るのではないかと考えています。
そしてこのブログを一人でも多くの方に見てもらう事が必要でした、僕一人の力ではどうにもなりませんでした。ランキングに参加し多くの方のご支援を頂く事が出来た為、1か月半という驚異的な短い期間で、社会・経済ブログランキング(全般)7位と言う位置を頂いております。ランキング順位が上がるにつれ、ご覧頂く方も増え続けています。
僕一人では成しえなかった事、多くの皆さんの支えがあったからこそと思います。道はまだ半ばです。僕はまだまだ戦い続けなければなりません。もっともっと多くの方に このブログを見て頂き一つの力になって行く事が出来れば幸いです。いつかは、多くの労働問題を考えるブロガーの皆さんと手をつなぎ、小さな労働問題から無くしていければと思います。まだまだ皆さんのお力添えが必要ですので。末長いお付き合いと、不当労働撲滅を僕と一緒に叫んでください。 お願い致します。