カテゴリ:哲学
ちょっと疑問に思っていたことがありました。それはヘルメス哲学の原理が本当にこの世界の全てに通じるものなのか?そんなことを考えながら昨日購入した本を読んでいました。本はまだ全然読み終えていないのですが、読み進めていくと(この本に限りませんが)ヘルメス哲学と共通するような概念というか考え方というかが出てきます。 私が昨日買った本は感覚知覚心理学と、言われるものの紹介本で、私は認知心理学だと認識しています。認知心理学といえば、私達人間が一体どのようにこの世界を捉え方の原理を探ることだと思います。他にも哲学の本にも同じような考え方を見受けることがあります。 そこで、ちょっと思ったのですが、もしかしたらヘルメス哲学というのは、この世界の本質的原理を語っているわけではなく、我々人間の認知機能のあり方(試走するときのパターンも含め)を網羅した哲学なのではないか?ということです。 なるほど確かに、そう考えると「私達が認識するもの=私達の世界」になるわけですからその認知機能のあり方を知ることができればそれを使ってこの世界が見られるわけですからこの世界に同じパターンが出現するのは当たり前のことです。 感覚知覚心理学の本によると私達が認識している感覚とは、たとえそれがその物質から感じたものだとしてもその物質の本質には関係がないということでした。しかし、私達がこの世界を認識するにはその感覚によるものでしかありえないわけです。ということは、私達は決してこの世界そのものを見ることは出来ないということになります(そうそう、そんなこと書いた本も読んだことあります)。 うん、やはりこの仮説は正しい気がしてきました。もしこの仮説が正しいのであればヘルメス哲学が今の心理学・化学や占星術(宇宙論)の原点になったと言われているのも納得できます。 そう、この世界は私達の認知機能の結果現れてくるものなんです。 ・・・うん、こう考えると今まで読んだ自己啓発に書かれていたことでありながら不完全だったこと(個人の意見です)は、自分の認知機能を知る努力をしましょうということではないでしょうか? 今日、2つめの記事になりましたが、思いついた時に書こうと思い、書きました次第です。 この記事が誰かのひらめきになること、私自身の理解の深化に繋がることを祈りつつ、今回の記事、終了いたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014/10/21 10:34:10 PM
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