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カテゴリ:わくわくキャリア
今年で17回目を迎えるグローバルサミットオブウィメンが、6月14日から16日の3日間
ベルリンのインターコンチネンタルホテルで開催されました。 7年越しの夢であった会議に参加できて、大変満足した3日間でした。 今年は世界95カ国から1000人以上の女性が参加。年々参加国、参加者が増えているよう。 このサミットはのフィリピン系米国女性アイリーン・ナトヴィダ (Irene Natividad)によって20年前に始まりました。アイリーンの圧倒的なネットワーキングは政治・経済の分野だけでなくNGOやNPOにも及んでいます。あらゆる分野で女性の活躍や能力発揮を進めるための様々な活動を続けている彼女の存在感はすばらしいものがありました。2004年のソウル大会以降企業色が強くなったようで、今年はファイザーからなんと130名強の女性が参加していました。他にもIBMやマイクロソフト、ダイムラークライスラー、GEなど27社がスポンサーとなり資金援助をしているようです。 今年の目玉は ドイツのMCMを買収した韓国の女性企業家Sungjoo kim と ラトビアの大統領 ヴァイラ・ヴィチェ・フレイベルガ(Vaira Vike-Freiberga)でしょうか。 威厳と貫禄とそしてゆったりとした華やかさ。強くしなかやな発言からは女性がリーダーシップを発揮する素晴らしさを強く感じました。 分科会では 女性起業家 女性のリーダーシップ 小企業経営のほかにIssues Track として ワークライフバランスやYOUTHFORUMなども用意されました。 クオリアは「女性とリーダーシップ」にフォーカスして分科会に参加。マネージングとリーディングやウィンーウィンを生むネゴシエーションスキル、長期的なビジネスキャリアの作り方などについて、各国から参加したパネリストの報告を聞きました。どのワークショップも盛況で、ホテル全体がサミット一色。ロビーやレストラン、会場のあちこちで様々な国の女性たちが活発に議論をしていました。 2日目のガラディナーは、日本ではなかなか感じられないゴージャスな雰囲気。先日買ったバレンティノのスーツが活躍しました。他国の女性の正装はすごいですね。みんなすごく着飾って、それぞれの国の民族衣装に身を包む人たちも数多く見られました。一緒にいったIさんは着物を持参。注目を集めていました。普段全く着物には関心がない私ですが、こういうときには日本に着物という素晴らしい伝統文化があることを誇りに思いました。 日本からは国内外在住の女性たち15名が参加。他の先進国に比べてまだまだ少なく、ちょっと寂しい印象。しかし、今回は日産自動車がスポンサーの一社となり、ダイバーシティディベロンップメントオフィス室長の吉丸由紀子さんがパネリストとして参加。日本の状況を報告されていました。女性の管理職比率や男性の家事時間1日23分という報告に「信じられない!」というため息が聞こえそうな雰囲気。いつもこの手の国際会議では日本は肩身の狭い思いをします。確かにまだまだ遅れている部分は多いのですが、「育児・介護サポート」など誇れる施策も沢山あると思っています。もっと、日本からの情報発信やパフォーマンスをしっかりしなくちゃ!と強く感じた次第です。 来年は、ベトナム・ホーチミン。ベトナムの副大統領のチュオン・ミ・ホア(Truong My Hoa)女史はグローバルサミットに3年通って、念願の開催国となったようです。最後には、ベトナム女性43人とともに壇上に上がり来年の開催を宣言していました。 日本からは6時間。ぐっと近くなったサミットに来年はあなたも参加しませんか。 詳細は、クオリアHPで近々レポートしますのでお楽しみに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 21, 2007 11:03:40 PM
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