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カテゴリ:ダイバーシティマネジメント
先日の台風では見事に巻き込まれ。東京から名古屋行きの新幹線に乗ったのですが、新横浜で約6時間缶詰状態に。
おかげで原稿の校正がはかどりましたが、さすがに夜中の12時すぎにホテルに到着したときはへとへとでした。でも、どうしてもメールチェックしておかなければならない悲しい性、結局ベッドにはいたのは2時過ぎでした。疲れた。 さて、今日の話題は、先日読んだハーバードビジネスレビューから。 翻訳本を読む機会も多いのですが、ちょっと気になるのが、この表現。 組織の構成員をあらわすとき必ず、彼ら/彼女らという表現になっているのです。 例えば、 -われわれは、彼ら彼女らの最高レベルの創造性を必要とし、期待もしている。彼ら彼女らがつくる製品、サービス、企業が未来を支えるのである。 「いかにプロジェクトを成功させるか」ダイヤモンド社p149より この表現。新鮮ですよね。日本でも最近ちらほらとビジネスマンとかサラリーマンではなく 会社員とかビジネスパーソンという中立的な言葉を使う書籍も出てきています。あるいは注釈をつけたりとかね。 呼称というのはとるに足りない、小さなことかもしれません。こんなことを書くとすぐに そんなことにこだわってと眉をしかめる人もいるでしょう。 でも、このような小さな不平等(マイクロインイクイティといいます)の積み重ねが、大きな差別や不当な取り扱いにつながることはよく知られていることです。 その表現への配慮が、そこに実際にいるであろう女性管理職、女性社員たちの意欲や向上心と密接に関わっているのだと思います。 さらに突っ込むと「彼女ら彼ら」という表現もありですが、まあ、そこは譲りましょう。 彼ら彼女らの活躍が、今日の企業の成長を支えているということを、どうぞ経営者の方は忘れないで欲しいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 8, 2007 10:23:29 PM
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