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カテゴリ:ダイバーシティマネジメント
9月12日~14日まで、韓国ソウルで開かれた世界女性フォーラムから昨日戻ってきました。
このフォーラムは、韓国メディアのMBC主催で政府機関である男女平等&家族省が後援するものです。日本で2004年から開催されている日中韓女性経済会議も協賛しています。 この会議に対する韓国の力の入れようは相当なもので、総予算は4億とも5億とも言われており、メディア主催のイベントだけにその運営は本当にスムーズで洗練されていました。 日本でこれだけの規模の国際会議が可能かしらと思うと、韓国パワーを実感せずにはおれません。 漢江河畔の高台に立つ<シェラトングランデウォーカーヒルには、世界20数カ国から600名以上の女性が集まり、「女性のリーダーシップと成功とは」というテーマで、ディスカッションをしました。早朝8時から夜の10時までみっちりとある、プレナリーセッションやブレークアウトセッションには、総勢80名にものぼるパネリストやスピーカーが各国から出席。日本からも資生堂の岩田喜美枝さんやeウーマンの佐々木かをりさん、ザ・アールの奥谷禮子さんなどが講演されました。 スピーカーはみなさん超一流の方ばかりですが、なんといっても目玉は「第三の波」で有名な未来学者アルビン・トフラー氏と昨年度のノーベル平和賞受賞者のバングラディシュ「グラミン銀行」総裁のムハマド・ユヌス氏でしょう。お二人ともすばらしい基調講演で、この二人にお目にかかれただけで韓国まで出かけたかいがあるというものです。 会議の主なテーマは、女性のリーダーシップやワーク・ライフ・バランス、メンタリング、紛争地域における女性の人権など、前回のベルリンの会議から比べるとビジネス分野だけではなく、男女共同参画という視点がかなりはいったもので、国連の世界女性会議の流れを汲むような内容でした。 日本からはスピーカーの3名や森山真弓さんなどを含め総勢17名の参加でした。 今回は観光する暇もなく、会議漬けの3日間でしたがとても充実した内容に大満足で帰国しました。これから少しずつ会議の様子を報告していきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 16, 2007 09:29:46 PM
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