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久々にBS「世界ふれあい街歩き」。サンホセって、カリフォルニアのサンノゼではなくコスタリカの首都の方であった。軍隊のないコスタリカは世界一幸せな国とも。南米のブータンかな、そういえば、スペイン語を学ぶならこの国が良いなんて話も聞いたことがあったっけ。これは2017年の放送の再放送だった。
内戦の終結後に常備軍が廃止され、人々の闘争心は専らサッカーに注がれる。そのことをサンホセ市民は誇りに思っている様子。”兵士の数だけ教師を”ということで、軍事費をかけない分を教育費に注いでいるということなので南米の中でも教育水準は高いのだろうか。行き交う人々が挨拶として口にする言葉が”プラヴィーダ”(素朴な人生を)、これはいい言葉だね。贅沢をせず身の丈に沿って平穏な毎日を、と語っているかのようだ。確かにいい国なのかも。 火山が多いので土壌が恵まれていて、一年中フルーツが栽培できる。また、コーヒーの名産地でもあり、一時は非常に潤っていたようだけど、現在は結構貧困の問題もあるようだ。国会は何とも素朴な小ぢんまりした建物だったけど、繁華街は案外近代的だった。そこに建てられた銅像ではでっぷりしたおばさんのものがあったけど、結構、スタイルのいい女性も多くて、いいセンいってる感じもした。 市場で豆を売っている店ではキャットフードも売られていて、野良猫がつまみ食いするのも大目にいるような大らかさがある。勿論、ラテン特有の明るさ、ノリの良さも。最後の方に出てきた、マリアッチのようなライヴを聞かせていた店は、実はLGBT系御用達?そういう自由さも印象的だった。実態はコスタリカも、貧富の差があったり、犯罪率が高かったり、必ずしもハッピーだけの場所ではないようだけど、周囲の国々が内戦だらけだった時もコスタリカは中立を貫き、和平に尽力もした。幸せな国であろうとする、その志を買いたい。行ってみたい南米の国の一つだね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020年04月22日 23時04分52秒
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