Profile
CY070
猿そっくりの祖先が歩いたラエトリの穴居からフン族の血にまみれたカタラウヌムの古戦場まで、人間の行動は変わっていません。いえ、今日でも変わっていないでしょう。
事件事故のニュースにまつわる話題を中心に不定期に更新します。
|
Archives
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
|
|
柳美里という方の、仮面の国というエッセイ集が刊行されたとき、日本人の底流に流れているという差別意識がいかに根深いものであるかを継続的に指摘してあるのを見て、「この人、相当執念深いな」と思ったのは私だけでしょうか?刊行から六年、幼稚園の子供を持つようになって、その子供がある日、「チョーセンジンじゃないよ」と夢でうなされているのを見て、またPTSDがぶり返してしまったのか、差別意識のことをずーっと書いておられました。
私はただただ、書いてある内容に圧倒されるばかりでした。
確かに、日本人は、以前に比べると韓国人を非難しなくなったものです。しかし、心の中で、本当に個人の内部に折りたたまれた領域で何を考えているのかというと…この間の聖神中央教会の牧師が捕まったときに2chで広まったように、「何だこの朝鮮人が」、「日本に来てまで犯罪するな」という事なのです。私は自分に火の粉がかからぬ限りどっちでもいいのですが、やはり韓国人が犯罪事件でとっ捕まったときなど、「この野郎」と思うことが多いのです。しかし、五歳の子供がチョウセンジン扱いされたというのはやはりあまりに残酷な話です。
私は中高時代を捌け口として過ごしていますから、いじめられた、差別された方の思いも理解できますが、あまりにも長すぎる呪いの言葉を、この方は精神の病と戦いながら書いているのだろうかと思いながら読んでいました。こういうのを火病というのでしょう…
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.05.13 06:04:55
コメント(0)
|
コメントを書く
もっと見る
|
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
エラーにより、アクションを達成できませんでした。下記より再度ログインの上、改めてミッションに参加してください。
x
Category
(38)
(19)
(42)
(3)
(3)
ハムスターの気持ち(0)
(4)
|
|