テーマ:日々自然観察(9879)
カテゴリ:緑と暮らす
我がベランダに生を受けたかわいい青虫、その姿形から「ムクちゃん」と命名し、大事に見守っています。
一昨日は、私が仕事に行ってる間、もりもり葉っぱを食べたらしく、坊主になってしまった楠の枝をまた新しく入れたのに、昨日の朝はもう何も食べようとせず、落ち着きなく枝と葉っぱをうろうろ巡り歩いてました。 そして昨夜、(宴会で飲んだくれて午前3時前に)帰宅すると、ムクちゃんは初めて葉っぱの「裏」にいて、糸を張ったところに身体を預けて「前蛹」になっていました。 葉裏が白っぽいクスノキを生活の場にするこの子たち、きれいな黄緑色の身体を目立たなくするために成長途中は常に葉の「表」にいるのが、蛹になる時は「裏」に移動する、という説明通りの行動にしみじみ感激。 土曜でしたが今日も仕事があり、後ろ髪を引かれながら外出。 そそくさと帰宅した午後3時前には、まだ前蛹のままでした。 ムクちゃんにも全然動きがないし、雨降りなのを良いことに巣ごもりを決め込んで、録画してあった時代劇(御家人斬九郎♪)4話分をまとめてのんびり鑑賞しながら、白ワインなどかっ食らっておりました。 時々様子は見に行っていたんです。 3話目が終わった時点では、まるっきり変化なしだったのに。 最後の4話目を見終わって、また見に行ったら!!!! すっかり脱皮を済ませて、しっかり本格の蛹に変わってました。 キーボードの上には、脱ぎ捨てた皮がっ!! 肝心なところを見逃しちゃったなあ……残念……。 チャンスはあと1回。 蛹から蝶へと変身する最大のハイライトを、今度こそ油断なく見逃さないようにしたいです。 いやでも、その前に、ムクちゃんに寄生蜂がたかってないことを切に切に祈ります。 にくいハチにやられていると、蛹になった時点で不審な黒いシミが発生する、という哀しい報告に終わってしまった観察日記をネット上で多数見ました。 かわいい大事なムクちゃんが、どうぞ無事に見事な蝶々となって羽ばたいてくれますように。 蛹の期間は、ざっと10日ほどのようです。 気をもみながら、見守る日々が続きます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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