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2010年10月17日
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カテゴリ:緑と暮らす
アオスジアゲハのムクちゃんが蛹になって9日目。
心配していたハチの寄生もなさそうで、すっきり透明感のある緑色のぽっちりした姿のまま、今もPC横で端然とクスノキの葉っぱにくっついています。

朝、目を覚ますと「おはよう!」、仕事からよろよろ帰り着くと「ただいま!」と声をかけ、もはや完全に「家族」。
ヤスが旅立ってから、愛を注ぐ対象不在の毎日でしたから。



その気になって家の周辺を見回してみると、実はこの辺、がさっとした上大岡駅の商業地区からこんなに近い割には自然の宝庫なのでした。
特に今の時期は越冬に向けて懸命にラストスパートをかけてるのか、奇妙な芋虫類がもぞもぞ地表を歩いているところに頻繁に出くわします。

かなりキャラの立った姿の子もいます。

このまま放置すると、そばの公園で奇声を上げて遊んでいるガキどもに踏みつぶされちゃう……と、思わず連れ帰りました。

くーちゃん(ジャコウアゲハ終齢)


黒×白のハイコントラスト配色に加えて、イボイボの姿という異形。
この子が行進していた近くにはすでに前蛹になって固まっていた子もいて、翌日、わくわくして見に行ったら、見事に蛹になっていました。

オキクムシ(ジャコウアゲハ蛹)


毎度おなじみ「幼虫図鑑」などで調べると、彼らは「ジャコウアゲハ」。
幼虫同様かなり個性的な姿の蛹は、番町皿屋敷にちなんで(後ろ手に縛られたお女中に見える、ということらしい)「お菊虫」とも呼ばれるそうです。
羽化した後の姿は相当華麗な美しい蝶です。
柑橘類やにんじん、パセリなどを食べるほかのアゲハたちと違って、食草がウマノスズクサ類に限定されるため、比較的見かけることが少ない蝶のようです。
我がベランダの向かいにある公園周辺の斜面がちょっとした藪になっていて、そこにウマノスズクサが生えてるから彼らが集まるのだということがわかりました。


駅から強烈な坂と階段を上らなきゃたどり着かないという欠点はあるけれど、このマンション、すばらしいかも~♪



家に連れ込んだ幼虫は、蛹になる場所を探していた終齢らしく、ウマノスズクサを入れてやってももう食べません。でも昨夜もまだうごうごしていたから、前蛹まで後一歩、というところかな。
真っ黒なその姿から、この子は「くーちゃん」と名付けました。世界の頂点に立つ賢いハムスターだったくーちゃんみたいに、家族の一員になってほしいです。
なにしろ、くーちゃんは蛹のまま越冬するので、長いつきあいになるはず。



それにしてもネットを徘徊すると、アゲハ幼虫を愛でている人ってけっこういるのですねえ。
おかげで情報には事欠きません。

でも、職場で写真を見せ、ムクちゃんとくーちゃんのかわいさをとくとくと語っても、誰一人共感してくれないのはなぜなんだ???? う~む……。





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最終更新日  2010年10月17日 08時36分04秒
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