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2011年04月20日
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カテゴリ:日常のあれこれ
関西で私のことをとってもかわいがってくれた大切な人たちを、なんだかここへきて、立て続けに失っています。


最初は、吉野の山の精みたいな不思議な生気を持った歌人。

続いて、往年の京都映画界の栄光の名残そのものみたいだったかっこいいおじいさん。

その直後に私は横浜に引っ越して、それからしばらくして届いたのは、今度は元日活宣伝マンだったものすごくシュールな、楽しい遊び仲間だったおっちゃんの訃報でした。


そして泊まり明けで早々に帰宅してぼおっとしていた今日かかってきたのは、甲子園時代に足繁く通い、本当に親しくしてもらっていた中華料理店のお母さんが1月に心臓発作で亡くなった、納骨を済ませたので報告します、というお兄ちゃんからの突然の電話でした。

みんな、それなりにご高齢ではあったけど、龍園のお母さんはまだまだ全然若かったのにな。
甲子園に行きさえすれば、また会えると思ってたのに。




急に久しぶりの音信があったら、その内容はほとんどが「良いことではない」という年代に入ってしまった、ということなのでしょうか。


強固な絆だと自信を持っていた関西との縁が、つなぎとめてくれていた「人」が次々に失われることで、どんどん断ち切られていく心許なさを感じます……。
人は結局、自分を知って、愛情を持って接してくれる人の存在があってこそ、生きてゆける。

地震が一瞬で人々から奪い去った、その規模には比べようもありませんが、ほんの1、2年の間にこうも立て続けだと、じわじわダメージが効いてきてるという感じです。
ああああ。





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最終更新日  2011年04月20日 22時02分18秒
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