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カテゴリ:茶木の音楽紀行
直子さんと初対面の挨拶をし、二人でケルン大学の学食に行った。
ベルトコンベアーの上を流れて来るトレーに乗った食事を取り、席につくと直子さん がビンに入った水を持って来てくれて、飲んでみると炭酸水で奇妙な感じだった。 料理は焼いた肉と豆と野菜を炊いたものに何故かご飯。 どれもおいしいと言えるものではなかったし、ご飯は変な匂いがする恐ろしく不味い ものだった。 ぼくは直子さんに「とにかくこちらの音楽大学を受験したい」と言った。 彼女は知っている教授を紹介すると言ってくれた。 2時間ほど話、彼女は「今から私レッスンを受けに行くの、茶木君も一緒に来て見学 する?」と言った。 僕は一人きりにされてもどうしていいか分からないので、連れて行ってもらうことに した。 直子さんの車で一時間近く行って、どんどん郊外へ進み、ある田舎の村の一軒の家に 入って行った。 奥に大きな部屋があり、10人くらいの人たちが皆ピアノに向かって座り、その中心に 先生らしき人が座っていて、その先生は60代後半ぐらいの女性だった。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.10.28 00:49:04
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