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カテゴリ:茶木の音楽紀行
23日は夕方5時ぐらいにマルガレーテとケルン駅で待ち合わせてライン川沿いに少
し行った所に一角だけ旧市街が残っていてちょっとした広場があり、そこにクリスマ ス市場が出ていて大勢の人々でにぎわっていた。 一面石畳で何ともおしゃれな形のとても古い市庁舎の建物が見え、ローマ建築の丸い くカラフルな教会もあり、周りの家も建てられた年号が壁に記されていて、多くが1 600年代・1700年代の物だった。 もし第二次世界大戦での酷い爆撃がなければこういった美しい建築物は町中に溢れて いたのだろう。 広場の中心にはガラス張りになった所があり地面の下が覗けるようになっていて、そ こにはローマ時代の街の遺跡があり、広場の傍らにはこれもまたローマの水門が残っ ていた。 その日は雪こそ降っていなかったがとても寒い日で、マルガレーテの勧めでホットワ インを出店で飲んだ。 とても熱く飲むのに時間が掛かったが身体が温まり我々はドイツ歌曲について話した 。 アオルマン先生の所は歌劇場で歌うべく勉強しに来ている訳で、ドイツ歌曲に強く興 味を持っている者は誰もいない、ドイツ人でさえ皆オペラ第一なのだ。 と言うのもドイツ歌曲など専門に歌っていても仕事に繋がらないからであろう。 しかしマルガレーテは歌曲を大変好み、いろんな所で自主企画のドイツ歌曲でのリサ イタルを開催していた。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.01.30 10:13:57
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