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2018、2、14
頑固と意固地の違いについて考えることがある。
僕は昔から頑固と言われることが多い。
でも意固地の結果に頑固になっているとは思えない。
世の中の常識や暗黙の了解や足並みを揃えることを重んじるこの国の大きな流れの淵
でふと足を止め、自分の頭でものを考えようとすると「頑固者」と罵声を浴びるよう
な気もする。

今「天と地の守り人」という守り人シリーズの最終章を読んでいる。
最初に11歳のチャグム皇太子の用心棒をバルサが引き受けたことから、ずっと彼と
の関わりが続く。
その中で何年も合わない時期などがあり、父の帝に疎まれて、命を狙われ国を追われ
たチャグムがいろんな国を旅して、皇太子には考えられない下働きなどもしながらな
んとか命を繋いで、我が国衙他国から攻められることを防ぐために他の国への同盟を
希望して、一人で画策に走り回ることが描かれている。
今読んでいる最終章ではバルサとチャグムが5年ぶりに再開して、再びバルサが
チャグムを守りながらバルサの故郷の国王に同盟を嘆願するため旅をするのだが、5
年ぶりに再開したチャグムは16歳、抱き合った相手はもう男の子ではなく、立派な
男に成長し、バルサは自分よりはるかに背の高い青年の大きな腕に抱かれている、と
いうシーンがある。
5年前にバルサと別れるときに「いやだ、僕は皇太子なんかになりたくない、バルサ
とずっと一緒にいたい!」と泣いていた少年は、今は自分の国の民を何とか自分の手
で他国の侵略から守りたい、という強い思いから信念を持って バルサの諭すことに
も首を横にふるような頑固さを備えている。
でも子供のころからずっと持ち合わせている「誰も死なせたくない、誰も血を流さず
平和に生きて行く世を築いて見せる」という、皇太子としては優しすぎる心を持ち合
わせている彼は、火事の中で自分を狙う死角をバルサが倒した後も、バルサが止める
のも振り切って火の中に飛び込んで敵を救うという青年。
「誰も傷つけずに自国を救うなんてことは誰にもできやしないよ」というバルサの言
葉にも「いや、まだ道はあるはずだ、私はそれをやってみせる!」ときっぱり言い切
る彼をバルサは何も言わずに、彼のまぶしい成長に目を細める、というシーンンもあ
る。
信念を持って自分を信じて目的に突き進む力は、周りからは頑固と見えるかもしれな
い。
それと意固地とはまた違う。
女性ではる上橋菜穂子さんが描くチャグムの像は、全女性の憧れる青年ではないだろ
うか。
大人たちなら簡単に諦めてしまうことを「できるはずだ」という思いで諦めずに乗り
越えようとするこの青年の背中に、僕ですら心を奪われそうになる。





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最終更新日  2018.02.15 02:20:04
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