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にかまんた@ Re:いよいよメキシコへ!(07/29) おお~姉さん。 ご無沙汰しております。 …
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2005/03/07
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カテゴリ:ドミニカ共和国
今日は朝の便でSAMANAから首都へ。ドミニカ共和国のバスは恐ろしいほど冷房が効いている。なので、いつもバスに乗るときは防寒着は必須アイテム。
もちろん今日も持っていたのだけど、今日の冷房の効き具合は半端じゃなかった・・。もう、「殺意」を感じた。
あのドミニカ人でさえ「Que frio!=寒い!」とわめいてたくらいだから、これはただ事じゃありません。

・ ・・そんな殺人的寒さを耐え忍ぶこと4時間半。やっとの思いで首都へ。
もう、ぐったり。体中がなんだか痛いし、疲れたぁ。
とは言え、今日は仕事なのだ。ええ、どうせ、本当に目一杯遊んだ私が悪いんですよ・・という事でしょうがないので(?)帰宅して仕事へ行かねば・・と思っていたら、ちょうど取り込み中のところに携帯が・・。

不思議と、まずいタイミングでかかってくる電話のほとんどは日本人からなのだ。いつも。そしてこれまた不思議とそういう電話は仕事の話なのだ。

今回も更にぐったりする内容の電話・・。ぐったりしつつ家に着いてメールをチェックしたら、これまた、さらに落ち込むこと100倍なメールが相方から・・。

あ~、このまま寝てしまいたい・・と思ったけど、仕事へ。

ついたら去年に日本語コースを終了した生徒が2名、来ていて私を見つけたらうれしそうに手を振っていた。

彼らはロシア人とジャマイカ人。他のドミニカ人の生徒と一緒に楽しそうに談笑していたのだけど、何について話していたかと言うと「みんなで日本へ遊びに行こう!」と言うのを計画中なんだとか。

ま、たいていこの手の話は「夢」で終わるんだけど、今回は行きたがっているグループの生徒たちは割りと裕福な人たちなので、ひょっとすると実現するかも・・って気もする。

私にとっても、自分の生徒が日本へ行くというのは「夢」なのです。
やっぱり習っている以上、実際にその国にいけるって言うのはすごい励みだし、行きたいからこそ習っているわけだし。ひとりでも多くの生徒に日本を見てもらいたいと思う。

でも、現実は厳しい。
日本人の場合、旅行にしろ、留学にしろ何とかなるもんだと思います。
何だかんだ言って日本は「豊か」だし。自分が行きたいと思えば海外にいくのなんてそんなに難しい話じゃない。けど、先進国じゃない国の人たちが海外に、しかも、日本のように物価が高い国に行くのなんて本当に夢のまた夢。

話は少しずれるけど。
今まで引越し人生で、いろんな人に出会っては別れてきた。
でも、もう会えないって事より、出会えてよかったって言う思いの方が強かったし、「また会える」って思ってきた。
でも、ドミニカ共和国に来てからしこしその辺の気持ちが変わってきた気がする。

私の友人Kちゃん。この人は本当に人種を超えて愛される人で、もちろんドミニカ人にも本当に愛されている。だから私は彼女の友人なので、みんな私のことも大切にしてくれる。

Kちゃんのことを本当に大切に思っているドミニカ人たちと話していたときのこと。Kちゃんがもうすぐ日本に帰ってしまうことを悲しんでいた。
なので、私が「またKちゃんはドミニカ共和国に遊びにくるよ。また会えるよ」と慰めていたのだけど、「M(以前住んでいた日本人)もまた来るって言って一度も来なかった。Kも私たちのことなんかすぐ忘れて、もう、来ないよ」とさびしそうに言った。

その時思った。私たち日本人は行こうと思えばまた会いにいける。だからさびしさも紛らわすことはできる。でも、ドミニカ人には無理なのです。どんなに会いたいと思っても、どんなにお金をやりくりしたって絶対にたまるはずのない金額。自分から会いに行くことは無理。だから、彼らから見ると本当の「別れ」なのです。自分が思っていた以上に「別れ」と言うのは重いものなのです。

でも、だからこそ「また会いに来るよ」と言ったら絶対に守ろうと思う。
自分のことを待っていてくれる人がいる。これ以上にうれしいことはないと思うから。


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Last updated  2005/03/08 11:23:10 AM
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Re:出会って、別れて、また出会う。(03/07)   Gabbyna さん
ドノ国でも残る人には、その人のことがことさら、いい思い出になって残るもの、去っていく人は、新たな土地でまた出会い、全てを作り出すことを始めなきゃならないのでそれが落ち着くまでいろいろと忘れる、そして落ち着いた頃には既に新しい友達とかが出来ている。。
私の日本でのブラジル人の友達は、帰国後はまったく電話もくれなくなるひとばかりです。。寂しいものですね。。去る人は日々に遠しってことでしょうか。。今の思いを大切に。。元気だしてね。。。。 (2005/03/08 11:54:58 AM)

Re[1]:出会って、別れて、また出会う。(03/07)   chamoy さん
Gabbynaさん
時間がたつのは早いもので、あっと言う間に最後に会ってからもう何年も経ってたり・・。でも、連絡が途絶えがちになっても意外と忘れていないものなんですよね。私の友人も5年ぶりにドミニカ共和国に遊びに来たんですが、そりゃあもう、大大大歓迎だったそうです。やっぱりせっかく出会えたのも何かの縁。大切にしたいなぁと思います。 (2005/03/08 12:06:02 PM)

Re:出会って、別れて、また出会う。(03/07)   lalalamusica さん
現地の人と後から来た人って、別れるときどっちが辛いのかな?

私は、日本へ帰ってもしばらくその街や人が忘れられなくてしばらくひきずっているけど、現地の人は今までどおり普通の生活をしていて、私のことなんかすっかり忘れてるんじゃないかなー・・って考えたり。
普通の生活の中にいつのまにか異国人が入り込んで、いろんな思い出残して帰って行くのって残酷な気もします。

生徒さんたち、日本に来れるといいですね?
(2005/03/08 01:19:11 PM)

Re[1]:出会って、別れて、また出会う。(03/07)   chamoy さん
lalalamusicaさん
>普通の生活の中にいつのまにか異国人が入り込んで、いろんな思い出残して帰って行くのって残酷な気もします。
↑確かにそういうケースもあるでしょうね・・。
でも、私の言いたかったことは、思い出にしてしまっているのは本人の方で、現地の人はずっと忘れずに待ってます。だから、そのことは忘れたくないなぁ・・と言うことを書きたかったんですよね。
「残酷かもしれない」けど、そうするかしないかは結局は本人次第。そこで踏み込めなかったら踏み込めないまま・・だという面もあると思います。どちらがいいのかはこれまた本人次第!私はこういう正確なので(笑)踏み込んでしまいますが。

>生徒さんたち、日本に来れるといいですね?
↑そうですね!みんなで日本でfiesta,can,bonche,pachanga!!ですね。めちゃめちゃ目立つと思いますが・・。
(2005/03/08 01:38:01 PM)

Re:出会って、別れて、また出会う。(03/07)   LOVELIN さん
なんか胸をうたれますね。子供のころ好きだった「大草原の小さな家」という小説の中に、家族や友人がであってすごす時間を大切にするというような内容がありました。というのも当時、広いアメリカでは、一度別れてしまうとそう会うことができないし、州が違えば、異国にいるのと同じくらいの距離感だったからだそうです。今はインターネットがあるから、距離があっても親密にしていることは可能だけど、同じ場所、同じ時間、空気の中にいるというのは、何事にも代えがたい強い感情を作るのだと思います。 (2005/03/08 02:13:51 PM)

Re[1]:出会って、別れて、また出会う。(03/07)   chamoy さん
LOVELINさん
私の友人たちはサントドミンゴの「都会っこ」が多いので、日本と変わらずメールでのやり取りが可能なのですが、地方の人だと、ネットもまず無理ですね。電気ないですしね~。それにパソコンなんて一度も使ったことない人たちばかりですからね・・。
あと、ある程度の高齢の人たちとは本当にいつまで元気でいてくるか・・と考えるとしみじみしてきてしまいます。でも、一緒に共有した時間や思い出はずっと残るものだと思います。
>同じ場所、同じ時間、空気の中にいるというのは、何事にも代えがたい強い感情を作るのだと思います。
↑本当にそうですよね・・。ドミニカ共和国という空間で共有できた時間・・全てはいい思い出で埋まっています。 (2005/03/08 02:46:40 PM)

出会いはどこにでも。。。   salsakids さん
学校での出会いも同じことが言えます。一年かあるいは二年間担任を持っているときはべったり。同じ学校にいればその後の子ども達も知りえますが、転勤してしまうと難しい。
様々な出会いにどこまで踏み込むか、どこまで自分の心に刻むか、その時々で変化するように思います。 (2005/03/08 04:34:57 PM)

Re:出会って、別れて、また出会う。(03/07)   シンプリィ さん
う~ん、わかりすぎて悲しくなってしまいました。ホントそうなんですよねー私たちは行きたいなと思えば行くことはできる、でも彼らにとってはまさに非現実ですよね…よく言われるんです「私たちが帰ったらどーせ忘れちゃうよね」と…うぅ悲しくなってきた。 (2005/03/08 08:58:49 PM)

Re:出会いはどこにでも。。。(03/07)   chamoy さん
salsakidsさん
生徒って先生のことよく覚えていますよね・・。
やっぱり学生時代の事って鮮明に記憶に残るんでしょうね・・。ある日本語教師の方の話。久しぶりに再開した生徒が言った言葉「先生に習ったことは全部忘れた。でも、楽しかったことは覚えている」
私もこの先生と勉強して楽しかったと記憶してもらえるようになりたいですね。 (2005/03/09 01:49:08 AM)

Re[1]:出会って、別れて、また出会う。(03/07)   chamoy さん
シンプリィさん
日本人的感覚では地球は狭くなったけど、まだまだ広いんですよね・・。私も果たせていない再会はたくさんあるけど、でも、私の中で彼らの記憶は鮮明に残っています。私も彼らの記憶の中に残っている限り、またいつかどこかで会える!と希望的に考えています。やっぱり「出会えてよかった」とお互い思っていたいなぁと思うのですよね。 (2005/03/09 01:53:37 AM)


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