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カテゴリ:ためいき
アメリカを襲って大きな被害をもたらしたカトリーナよりも暴風雨域が広い台風14号がやっと出て行った。
だけどまだ強風域から出ないので、すっきりしない。台風一過の青空にはほど遠い。 暴風雨が32時間続いたんだそうな。 家の中にいたら、ずっと吹き荒れてるから外がどうなってるかわからなかった。 この地に住んで20年以上ともなると、台風にも慣れ(?)食料も懐中電灯も用意して、ビデオも用意して(?)過ごしましたよ。 大変だったのは、わん子とニャン子。 ニャン子は、昔は家の中のトイレで用をすますことができてたのに、近頃は外でないとできなくなっていて、暴風雨だというのにニャーニャー鳴いて出たがり、しかたなく2回ほど出した。 直ぐ戻ってきた所を見ると、ゆっくりトイレは出来なかったに違いない。 わんこの場合 怖がりわんこは外に出そうとしても、玄関で踏ん張って出ない。 家の中ではしない。 まあ我慢はできるだろうとは思ったけど、予想以上に暴風雨の時間が長いので、膀胱炎でも起こしたら大変と思って、無理やり外に出したの。 そしたら急に走ったもんで、私は玄関外の階段から落ちってしまったのよ! 肘と背中を強打。 病院に行きたかったけど、今行ったら「本日の台風によるけが人」の中に数えられそうだったから、我慢。 まあけが人は私だけで、家も壊れず無事でよかったよかった。 子供がみな大きくなったので、台風だといってオロオロしなくて済んだだけ気楽。 昔々、大きな台風なんてそんなに来ない所から、この地に住んだばかりの時は大変だったわ。 住み始めて2週間後に大きな台風が来たの。夫から「食料を買い置きしとけよ」と言われたけれど・・しかし何を買い置くのかわかってなかった(だっていつだってスーパーに行けば物がある、という感覚から抜けてなかったのだ)そこで、肉を買って冷凍したりしといたの。 生まれて初めて経験した南国の大きな台風。私に挨拶をしたかったのか通過したあともう一回戻ると言うことまでしてくれた。おかげで(?)長時間の停電で冷凍庫の肉は腐り、暴風で屋上の給水タンクが飛ばされ、水もなし。お店に行っても、棚に何もなし。離島なので船が来るまで何もなしだったのだ。知り合ったばかりの電気屋さんが、かぼちゃを半分くれ、上司の奥さんがごはんをくれたの(いつの時代だ?っていわれそうだが、ほんの20年前)その時の痛い記憶がずっとあるので、台風と聞いたら、缶詰だのなんだの買いに走るようになった。今じゃ大手のスーパーが出来て食料に困ることはないんだけど、やっぱり落ち着かない。それなのに夫ときたら保存食用に缶詰を買ったら、「お、めずらしい!」と酒の肴に食べてしまってる。呑気なヤツだ。 いまから台風が近づく所の方々、気をつけてね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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