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毎日感じたこと、時々は台湾のこと

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2006.08.14
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?????? 『行水』 ???????

これはなんと読むでしょう。

そして、どういうものでしょうか。

俳句では、夏の季語であり、日本の夏の風物詩です。

といいましても、現在では、ほとんど、見掛けないでしょう。

行水にふさわしい舞台は、下町で、小さな庭がある家です。

暑い日の午後、その庭に『たらい』を出し、水を入れます。

そこに、ざぶんと飛び込んで、ひと時の涼を求めるのです。

まさに、日本の夏ですね。

(キンチョー蚊取線香を思いだします)

***********

それだけであれば、俳句の世界なのですが、その行水を盗み見る人間がいると、川柳の分野になります。

この『盗み見る』とは、道路と庭の間にある『塀』の穴(なければ、無理にあけてしまいます)から、行水をしている人をのぞくのです。

もちろん、『のぞく』のは、男(青年か、中年、ごくまれに老年もいます)で、『のぞかれる』のは、女性(まあ、若い女性です)です。

女性は、なぜか、敏感ですから、自分が『のぞかれている!』と、すぐわかるのです。

その女性は、あわてず、騒がず、水を『塀の外ののぞき見男』にぶっかけます。

それで、一件落着です。

なぜって、『のぞき見男』は、抗議できませんから。

*************

ところで、『のぞき見』の常習者を『出歯亀』と言います。

語源は諸説ありますが、常習者のあだ名であったという説が有力です。

英語では、『ピーピング トム』が該当します。

なぜ、そういう名前がついたか、それを説明しましょう。

*************

中世イギリスの、ある地方でのお話です。

そこの領主は、非常に強欲で、領民から、税金を取り立てることばかり考えていました。

ある日、領民は、また新しい税金をかけられると、聞かされました。

これ以上、税金は払うと生活できないと覚悟した領民は、領主の奥方に訴えました。

奥方は、領主に似ず、領民にやさしかったのです。

奥方から、領民の訴えを聞いた領主は、少し考えて、奥方にこう言いました。

  わかった、そなたの顔をたてて、新しい税金は、やめにしよう。

  ただし、そなたは、身に一糸もまとわぬ姿で、馬に乗り、領内をまわらなければならない。

奥方は、領民のため、その姿で領内をまわることにしました。

それを聞いた領民たちは、その日は外にでず、窓も締め切って、奥方の姿を見ないことを誓いました。

事実、その日は、領民たちは、その誓いどおりにしました。

一人を除いては。

その男の名前が、『トム』だったのです。


へい、お退屈様でした。





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最終更新日  2006.08.14 23:32:13
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