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以下の歌詞を『津軽海峡冬景色』のメロディーで口ずさんでみてください。
成田発の夜行便を 降りたときから バーレーン空港は 砂のなか 町へ急ぐ人のむれは 誰も無口で ヒゲ面ばかり おりました 私もひとり 連絡バスに乗り 眠たそうなラクダ眺め 泣いていました ああ ホルムズ海峡 砂景色 『ホルムズ海峡』は最近のニュースによく登場します。 イランとオマーンに挟まれたペルシャ湾の入り口です。 日本が必要とする原油の多くは、この海峡を通過します。 マラッカ海峡とともに、日本の生命線です。 イランの核開発に関連して、イランが「封鎖するぞ」と脅しをかけています。 私などの『団塊の世代』は、ついつい『第一次石油ショック』を思い起こしてしまいます。 「やるぞ、やるぞ」という脅しは、国際政治では常套手段です。 したがって、それほど悲観することはないのかも知れません。 しかし、万が一ということもあります。 そうなると、今の政権では何とも心配です。 上記の替え歌は、今から30年前に日本航空バーレーン支店長として3年間滞在した人の回顧録に載せられていました。 さらに、「アラブの厳しい日常生活を強いられている駐在員の、何となく自嘲的な気持が共感を呼ぶのか、カラオケ・パーティーのヒット曲となっていた」とも書かれています。 『津軽海峡冬景色』が不滅であるように、『ホルムズ海峡砂景色』も歴代の駐在員に歌い継がれているのでしょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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