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カテゴリ:戦争反対
日中戦争のさなか、1937年の日本軍が起こした南京大虐殺で生き延びた中国人女性がニセ被害者と決め付けられて名誉を毀損されたと訴えていた問題で、東京地裁は(三代川三千代裁判長)は「原告の名誉を毀損し、名誉感情を著しく侵害した」として被告に400万円の支払いを命じた。
訴えていたのは夏淑琴(78)さん 家族7人を殺され、自身も銃剣で刺された。 夏さんを南京大虐殺のニセ証言者とした東中野修道亜細亜大教授と出版社の展転社に1500万円の損害賠償などを求めていた。 東中野教授は「銃剣で刺した」と訳すべき英語を「銃剣で突き殺した」と誤訳。 夏淑琴さんに当たる8歳の少女は殺されて存在しないはず と主張していた。 判決は、「原告はいわゆる南京事件の生存被害者として広く知られた人物であるから、著書の記述は名誉を毀損する」と判断した。 この判決は私自身にも励ましを与えてくれた。 この間、紫金草の花(中国揚子江のほとり紫金山の麓一面に咲き乱れていた野の花)の種を持ち帰り、自ら犯した南京事件での思いを、平和の花として咲き広げることで償いとし、鎮魂と平和への思いを広めていった一兵士の物語を歌にしたもののなか、兵士役を歌ってきた私にとって、これからも、平和への思いを歌で伝えたいと強く思った。 また、この間、この件へのブログコメントに執拗に、南京事件が事実でないような書き込みが多くなされてきたが、それらの方々のコメントに対しても、この判決が回答になったと思う。 不忘歴史 面向未来 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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これ「夏淑琴氏が被害者である8歳の少女かどうか」の真偽の問題であって、南京事件があったかどうかはまた別の話ですよ?
しかもこれまだ一審だし。 (2007年11月06日 09時08分55秒)
南京大虐殺が無かったと言われる方々に聞いてみたいことがあります。
捕虜や住人を虐殺することは許されないと考えているのでしょうか。 当時の南京に日本軍がいたことを認めるのでしょうか。 日本軍が南京まで攻め込んだことを正当だと主張されるのでしょうか。 その答えを今後も堅持されるのでしょうか。 (2007年11月07日 18時34分42秒)
円えんエン猿さん
>南京大虐殺が無かったと言われる方々に聞いてみたいことがあります。 > >捕虜や住人を虐殺することは許されないと考えているのでしょうか。 そりゃそうです。 >当時の南京に日本軍がいたことを認めるのでしょうか。 そりゃいたに決まってます。 >日本軍が南京まで攻め込んだことを正当だと主張されるのでしょうか。 当時は当然正当でしたが? >その答えを今後も堅持されるのでしょうか。 ----- 中国の捏造が無くなるまでは続きます。 (2007年11月08日 08時12分13秒)
>ネッド。さん
>当時は当然正当でしたが? 当時は正当だったのですか? ネッド。さんの書いた「?」の意味が分かりません。 当時は正当で今は正当でないというのですか? 当時と今それぞれの正当性の根拠は何ですか? 中国軍が沖縄の無人島の一部を占領するのと日本軍が南京を占領するのと素人考えでは占領するという点では同じですが、どう違うのでしょう? 南京は満州国の国境からも遠く離れていますがその点は如何ですか? (2007年11月08日 12時54分49秒)
>円えんエン猿さん では、私も答えましょう >捕虜や住人を虐殺することは許されないと考えているのでしょうか 特段の理由なく殺害することはダメですね 当時も現在も同様です 刺激的な「虐殺」という言葉をわざわざ使わなくて答えは同じです >当時の南京に日本軍がいたことを認めるのでしょうか 設問が曖昧です どの時点でのお話ですか? 南京攻略以前であれば少数の密偵、派遣員はいたかもしれませんが正規軍たる日本軍は存在しません 攻略以後は当然進駐しております 当たり前です >日本軍が南京まで攻め込んだことを正当だと主張されるのでしょうか これまた設問が曖昧です どのような見地からの設問なのでしょうか 軍事行動としては当然の作戦行動です 南京政府と異名がつくほどの中華民国の政治、経済拠点であり南方方面への重要な足ががりとなります 大陸深部の重要拠点を叩くリスクより沿岸部の戦略拠点を攻略するほうが理にかなっています 軍事行動以外の様々な見地を考えると設問の意図が皆目分かりません 回答が個人的志向により拡散してしまい設問そのものの意味がなくなるからです 正当であるかどうかより大陸進出の是非そのものを自問するほうが先でしょう >その答えを今後も堅持されるのでしょうか 信念や意思の固さを推し量ろうとの意図をもった設問なのでしょうか???なかなか愉快な疑問です 当然 先のことはわかりません 変節するかもしれないし転向するかもしれません 逆に堅持するつもりなど毛頭ないとでもいえば理解してもらえるかもしれませんね 但し スタンスは一切変えるつもりはありません 常に正しい情報を求め、再考し、自問自答を繰り返す 誤りは訂正し変更すべきところがあれば直ちにおこなう そして変更するならばその根拠を正しく説明できることが必須 このようなスタンスは一生変わらないと思います (2007年11月08日 15時02分16秒)
楽天家さん こんにちは
>正当であるかどうかより大陸進出の是非そのものを自問するほうが先でしょう その「是非」を簡潔に教えて下さい。 >但し スタンスは一切変えるつもりはありません どのようなスタンスなのでしょう。 (2007年11月08日 16時17分37秒)
>円えんエン猿さん 申し訳ないが私のコメントを穴が空くほど見つめて読み返してほしい って言えば実もふたも無いかな >その「是非」を簡潔に教えて下さい 私は「是非そのものを自問するほうが先」とは書いたけど・・・苦笑 自問するのは、各々それぞれがそれぞれの立場ですべきこと 国家、政府、組織、個人・・・それぞれの立場でね 貴方は自問したの?・・・ならばその結論を大事にしなさい そしてその結論をいったん仮定に差し戻して常に再検証する態度を養うことだね 同じ過去を振り返るとき各々の立場によって異なる評価が出るのは当然だし全て同じ結論がでることなどありえない 故に何が正当で何が不当なのかも各々の立場によって大きく異なるはず よって神でも無い限り「正当だ」と賛美することも、「不当」だと断罪することも同じように愚かなことだと思うよ 前置きが長くなったけど私の「是非」は、「是」であり「非」である・・・です ぶっちゃけて言えば「前回は失敗だったな 次回はうまくやろうぜ 御同輩」って感じかな さて、私は述べました これでいいですか >どのようなスタンスなのでしょう 「常に正しい情報を求め、再考し、自問自答を繰り返す 誤りは訂正し変更すべきところがあれば直ちにおこなう そして変更するならばその根拠を正しく説明できることが必須」です よくお読みいただければ幸いです ついでに加えれば先に書いた「結論をいったん仮定に差し戻して常に再検証する」も日頃の心構えかな ところでこんなアンケートまがいの質問をだしてどうするの?? 意図が皆目不明なのだが教えてくれるかい?? (2007年11月08日 18時04分17秒)
楽天家さん こんばんは
>ぶっちゃけて言えば「前回は失敗だったな 次回はうまくやろうぜ 御同輩」って感じかな 分かり易い答えです。 >ところでこんなアンケートまがいの質問をだしてどうするの?? >意図が皆目不明なのだが教えてくれるかい?? どんな考え方をされる人たちか知りたかったので質問しました。 ネッドさん、楽天家さん、答えて下さり感謝しています。 千茶庵さん、お邪魔しました。 (2007年11月08日 19時09分14秒)
円えんエン猿さん いえいえ どういたしまして >分かり易い答えです 案外深い意味を持たせたつもりの「ぶっちゃけ」説明なんで少々難しかったかなと不安でした そうですか 分かり易かったですか それはなによりです 解釈は人それぞれです・・お好きなように解釈してください >どんな考え方をされる人たちか知りたかったので質問しました そうですか ならば一度その「考え方」をどのように評価したかを開陳していただければ幸いです 期待してますよ 私は「南京大虐殺が無かったと言われる方々」という貴方の表現に非常に興味を持ちました 「無かった」という主張は「あった」という主張に比べ非常に実証が困難です その困難な主張に賛意を唱えるのは相当な覚悟と確信がないとできません そのような人々にあえて疑問をぶつける態度は評価されてしかるべきでしょう たとえ的外れの疑問であっても真摯な探究心を賞賛します (2007年11月08日 20時22分40秒)
>円えんエン猿さん 参考までに「ネッド。」さんへの疑問を私なりの解釈で回答掲示させていただきます ネッド。さん ごめんなさいね 私なりの解釈です けっして代理回答ではありませんので御理解ください >当時は正当だったのですか? >ネッド。さんの書いた「?」の意味が分かりません。 当時の日本政府は当然のごとく「正当である」と主張しています また、当時そのような行為に対し正当性を与える妥当な意見もあったことも事実です そのような経緯があったからこそ「当たり前じゃないの」という意味での「?」かもしれませんね 立脚点の相違による評価の違いですね >当時は正当で今は正当でないというのですか? 現代の視点で過去を評価するのは愚かなことです また、過去では許された行為を現代で実行することも大馬鹿者の謗りを免れません 過去と現在を引き比べて「正当、不当」の評価をする必要はありません >中国軍が沖縄の無人島の一部を占領するのと日本軍が南京を占領するのと素人考えでは占領するという点では同じですが、どう違うのでしょう? 国際法に則ったものかにより、まったく異なる評価になります 南京の占領は正規戦における作戦行動であり順当なものです 無人島の占領は、戦争下であれば順当 戦争状態でなければ「不法な侵略行為」となります 比較する前提が少々おかしいですね >南京は満州国の国境からも遠く離れていますがその点は如何ですか? 私のいう「是非」の部分の「非」ですね 戦線が余りに延びすぎた ただ南方方面の確保を考えれば仕方なかったとも考えられます 判断の難しいところです (2007年11月08日 20時25分39秒)
円えんエン猿さん
既に楽天家さんが答えてらっしゃいますが、一応。 >当時は正当だったのですか? >ネッド。さんの書いた「?」の意味が分かりません。 > >当時は正当で今は正当でないというのですか? >当時と今それぞれの正当性の根拠は何ですか? 当時の情勢や価値観では正当という事です。 過去の歴史は現在の情勢や価値観で判断してはいけないという事です。 不当だ!と言ってる人がいたら、その人はイデオロギーで言ってるだけの馬鹿者です。 >中国軍が沖縄の無人島の一部を占領するのと日本軍が南京を占領するのと素人考えでは占領するという点では同じですが、どう違うのでしょう? 占領と一口に言っても色々あります。 違いは楽天家さんが詳しく述べているので割愛します。 >南京は満州国の国境からも遠く離れていますがその点は如何ですか? ----- 質問の意図がちょっと分かりかねます。 国境からも遠く離れている、だけだとそれが何か?としかいえません。 (2007年11月09日 08時52分26秒)
千茶庵さん
円えんエン猿さん あの戦争は誰が何のために行った戦争だったのか あなた方の考えをお聞かせください。 もし分からないのであれば 簡単に「平和」などと言わないでもらいたい。 (2007年11月10日 22時18分17秒)
「ゆう」です。お久しぶりです。
自分のサイトで「夏淑琴さん問題」を採り上げていたいきがかり上、私はこの裁判をリアルタイムでウオッチしていました。 http://www.geocities.jp/yu77799/ 東中野氏側が法廷に出した書面はことごとく原告側に完全粉砕されてしまっており、誰の目にも勝敗が明らかな裁判でしたね。 東中野氏は一度も出廷せず、また一度も公式に裁判に対するコメントも出さず、ひたすら逃げ回るだけでした。 最初で最後のコメントが「心外だ。控訴する」ではお笑いです。何が「心外」なんだか。 今さらではありますが、東中野氏の論稿は、自分に都合のいい資料のつまみぐい、デタラメかつ強引な解釈、と、およそ「学術論文」の体をなしておりません。 判決文の「これは明らかに矛盾であり,論理に破綻を来しているというほかはない。・・・被告東中野の原資料の解釈はおよそ妥当なものとは言い難く,学問研究の成果というに値しないと言って過言ではない」という評価は、極めて妥当なものであったと思います。 (2007年11月14日 19時26分48秒) |
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